サステイナビリティの日系企業における導入と人事の課題の研究

伊藤武彦

文献

J-GLOBAL ID：201702233094720019 整理番号：17A0571358

サステイナビリティの日系企業における導入と人事の課題の研究

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資料名：
巻： 61 号： 2 ページ： 11-25 発行年： 2017年03月01日
JST資料番号： L6161A ISSN： 1346-6097 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

企業にとってのサステナビリティについて,その必要性と意義,課題を考察した。まず,サステナビリティについての先行研究レビューなどから「長期的なビジネスサイクルと環境との整合性」「投資家の企業経営への期待」「CSRとの違いと両者の境界の曖昧性」など5項目について考察を述べた。次に,サステナビリティの世界における現状として,実際に報告書を作成しているかどうかなど8項目から成る調査報告例を提示した。次に,サステナビリティの日本の現状として,筆者の所属大学のMBAクラスからの有効回答169件を元にした調査結果を述べた。調査では,サステナビリティの戦略から人事への展開というプロセスをモデル化し,仮説を設定し回答結果から仮説を検証した。その結果,サステナビリティを広く解釈し社会・環境といった新たな側面から企業が自主的に行うというよりも,単に持続的成長をしていくものとして位値づけされていることが明らかになったとした。また,その展開において外資系と日系グローバル企業での取り組みの差についても明らかにした。

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環境問題 , 経営工学一般

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