抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2006年6月から2007年7月までの沙 大気ステーションによって得られたO3,CO,NOX,SO2濃度の周波数分布についてLORENTZ(単一)ピーク曲線あてはめを行い,4つの異なる季節のピーク濃度を得た。これらのピーク濃度は異なる過程におけるバックグラウンド濃度レベルを代表する。これらのピーク濃度と対応する全体平均値(中央値)濃度の比較を行い、後者が本底濃度レベルを代表する可能性と限界性を検討した。ある状況において、大気汚染物の平均値(中央値)濃度はある程度この地域のバックグラウンド濃度を代表できるが、汚染物輸送などの要素の影響を受けるため、全体の平均値(中央値)濃度は常にバックグラウンド濃度を過小評価あるいは過大評価する。本研究では、HYSPLIT軌跡モデルを利用して観測期間中の気団後方軌跡を計算し、クラスタ-ガス濃度相関分析法により、各種軌道の空間分布、季節変化特徴及び対応するO3、SO2、NOX及びCO平均濃度レベルを取得した。さらに,除去汚染物質の固有の季節的変動によって,沙の汚染物質濃度の相対的影響に関する情報を得た。結果は以下を示す。沙ステーションはデルタ,中南地区,江漢平原及びその北部地域の排出に影響する異なる大気源の大気バックグラウンド情報を研究するのに用いることができる。その南側の華中、華南地区とデルタの西部地区の気団はその地表のO3に対する貢献が顕著である。その北から東北までの江平原、黄淮平原と華北平原地域、及びその南南の中南地区の気団はそのSO2、COとNOXに対する貢献が顕著である。海洋からの長距離輸送は,大気汚染物質の洗浄において重要な役割を果たしている。西北からの長距離輸送の気団は自由大気の特徴(高O3濃度、低CO、NOX濃度と相対湿度)を持っているが、比較的高濃度のSO2を持っている。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】