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J-GLOBAL ID：201702233137836090   整理番号：17A0890853

単離したコラーゲン模倣ペプチドの単一光子吸収及びVUV-Xエネルギー領域における三重螺旋モデル【Powered by NICT】

Single-photon absorption of isolated collagen mimetic peptides and triple-helix models in the VUV-X energy range

著者 (10件)： Schwob Lucas (CIMAP, UMR 6252 (CEA/CNRS/ENSICAEN/Universite de Caen Normandie), Caen, France. [e-mail]) ,  Lalande Mathieu ,  Rangama Jimmy ,  Egorov Dmitrii ,  Hoekstra Ronnie ,  Pandey Rahul ,  Eden Samuel ,  Schlathoelter Thomas ,  Vizcaino Violaine ,  Poully Jean-Christophe
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 28  ページ： 18321-18329  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軟骨と腱は,線維性コラーゲン構造による特殊な機械的特性である。これらの強いフィブリルは,三重螺旋で互いに周囲に巻き付けた3つのコラーゲン蛋白質からなるサブユニットの凝集体である。コラーゲンは人体において最も豊富な蛋白質であるが,電離放射線へのこの蛋白質複合体の応答は研究されていない。本研究では,タンデム質量分析計をシンクロトロンビームラインに結合することによって,VUVおよび軟X線光子のコラーゲン三重螺旋の単離されたモデルに対する直接的な効果を調べた。単一光子吸収は,電子励起,イオン化および内部エネルギーへの変換を誘発し,主にGly-Proペプチド結合切断のために,分子間および分子内フラグメンテーションに導くことを見出した。本結果から,光子エネルギーを14から22eVに増加させると,断片化が減少することを示した。この驚くべき挙動を,光子エネルギーの増加に伴って起こる励起からイオン化への滑らかな遷移によって説明した。さらに,著者らのデータから,溶媒の影響ではなく,複合体の立体電子効果によるプロリンヒドロキシル化による三重螺旋モデルの安定化の仮説を支持した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ペプチド ,  *コラーゲン ,  *光吸収 ,  *三重螺旋 ,  *分子モデル ,  フィブリル構造 ,  凝集体 ,  電離放射線 ,  質量分析計 ,  吸光分光分析 ,  エネルギー ,  イオン化 ,  励起 ,  電子効果
準シソーラス用語： VUV吸収分光法 ,  光子エネルギー ,  *光子吸収 ,  立体電子効果

分類 (2件)： 高分子の立体構造  (CG02031G) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (9件)： 単離 ,  コラーゲン ,  模倣 ,  ペプチド ,  単一光子 ,  VUV ,  エネルギー領域 ,  三重螺旋 ,  モデル