抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究ではARMv8-Mで追加されたTrustZone for ARMv8-Mを用いて,メモリ保護OSを低オーバヘッドで実現した。近年,IoTの台頭により組込みソフトウェアの安全性がますます重要となっている。安全性を確保する方法の一つがパーティショニングであり,メモリ保護はその重要な要素であるが,既存のメモリ保護OSではメモリ保護により無視できないオーバヘッドが発生する場合がある。本研究は一般的なメモリ保護OSで用いられるMPUを用いる代わりにTrustZoneのハードウェア支援機能を利用し,ドメイン間遷移のレイテンシを低減する方法を提案する。提案手法を用いることにより,既存のメモリ保護OSと同様のメモリ保護を,より低いオーバヘッドで実現できることを示した。(著者抄録)