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J-GLOBAL ID:201702233211926655   整理番号:17A0498357

オール金属芳香族サンドイッチ型化合物[Bi3Au3Bi3]3-の設計と構造特性:密度汎関数理論からの洞察

Design and structural characterization of the all-metal aromatic sandwich species [Bi3Au3Bi3]3-: insight from density functional theory
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 2321-2327  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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オール金属芳香族サンドイッチ型錯体のPanらによるはじめての合成(J.Am.Chem.Soc.,2015,137,10954)は,化学での重要なブレイクスルーであり,他の同様の錯体の可能な存在を示唆する。本研究で,D3h対称性を有するオール金属芳香族サンドイッチ型錯体,[Bi3Au3Bi3]3-が,密度汎関数理論によって設計されて調べられた。結合性の解析は,Bi-Bi結合がBi原子のp軌道に主に起因する非極性σ共有結合であり,Bi-Au結合がAuの6s AOsとBiの6pz AOsから主に構成される極性σ共有結合であり,またAu-Au結合が5sAu→6pAuの特性によって支配される典型的な金原子間相互作用を含むことを示唆する。また,電荷分解解析は,シクロ-Bi3とシクロ-Au3の間の分子間電子移動を示唆し,シクロ-Bi3中の弱いJahn-Teller効果を説明する。また,大きなEgapと小さなΔEは,半導体材料としてのこの種の化合物の安定性と潜在用途を示唆した。核独立化学シフト値と分子軌道解析は,シクロ-Bi3が,異常な多重芳香族性(σとπの芳香族性の両方)を構成し,シクロ-Au3が,相反する芳香族性(σとπの芳香族性,及びπの弱い反芳香族性)を有することを示唆する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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非遷移金属元素の錯体  ,  第11族,第12族元素の錯体 

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