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J-GLOBAL ID:201702233242168265   整理番号:17A0469628

超高性能液体クロマトグラフィー-イオンブースタ四重極飛行時間質量分析を用いた乾燥血液試料中の乱用薬物の高感度スクリーニング【Powered by NICT】

Sensitive screening of abused drugs in dried blood samples using ultra-high-performance liquid chromatography-ion booster-quadrupole time-of-flight mass spectrometry
著者 (13件):
資料名:
巻: 1491  ページ: 57-66  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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薬物乱用率の増加は,世界的に重要な社会問題となっている。乾燥血液スポット(DBS)サンプリング法を尿と全血サンプリング法を用いたよりも多くの利点を提供する。本研究では,DBSを用いた乱用薬物及びそれらの代謝産物の分析のための簡単で効率的な超高速液体クロマトグラフィー-イオンブースタ4重極飛行時間型質量分析(UHPLC IB QTOF MS)法を開発した。最も一般に乱用される薬物をカバーする五十七化合物,アンフェタミン,オピオイド,コカイン,ベンゾジアゼピン類,バルビツル酸塩,および多くの他の新しく出現した乱用薬剤を含む,本研究の標的検体として選択した。遺伝子研削盤による5分間の抽出と80%アセトニトリル溶媒は試料抽出に使用した。Poroshellカラムを用いて効率的な分離を提供し,最適条件下で,分析時間は正と負のイオン化モードで15と5分であった。余分な加熱ゾーンを含むエレクトロスプレイイオン化源とイオンブースタ(IB)源の両方のイオン化パラメータを調べ乱用薬物のイオン化効率を達成するために最適化した。構造多様性にもかかわらず,乱用薬物の大部分はIB源の余分な加熱ゾーンからの高温イオン化による増強された物質応答を示した。エレクトロスプレイイオン化と比較して,イオンブースタ(IB)は大きく検体の86%1.5 14倍の検出感度を改善し,DBSカード上の化合物の痕跡量を検出するために開発した方法を可能にした。検証結果は,信号強度の日内と日間の精度の変動係数は19.65%以下であることを示した。すべての検体の抽出回収率は67.21と115.14%の間であった。すべての検体の検出限界は0.2~35.7ngmL~( 1)であった。安定性研究は,化合物の7%を室温と 80°Cでの6か月貯蔵の後でもDBSカードに乏しい安定性(50%以下)を示したことを示した。報告した方法は,DBSを用いた乱用薬物スクリーニングのための新しい方向を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  薬物の分析 

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