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J-GLOBAL ID:201702233246795562   整理番号:17A1508453

ドベシル酸カルシウムはdb/dbマウスの網膜における糖尿病により誘導される酸化ストレスと炎症を防止する【Powered by NICT】

Calcium dobesilate prevents the oxidative stress and inflammation induced by diabetes in the retina of db/db mice
著者 (13件):
資料名:
巻: 31  号: 10  ページ: 1481-1490  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3214A  ISSN: 1056-8727  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ドベシル酸カルシウム(CaD)は糖尿病性網膜症(DR)の初期段階に有益であるが,その作用機構は解明されていない。目的は,炎症性サイトカインおよび酸化ストレスに対するCaDの効果を調べることであった。db/dbマウスを無作為に15日間CaD(200mg/kg/日)または賦形剤を用いた連日経口治療した。酸化ストレス(ジヒドロエチジウム,マロンジアルデヒド),NF-κBおよび炎症性サイトカイン(IL 1β, IL 6, IL 8, TNF α, MCP 1)のバイオマーカーは網膜免疫組織化学的分析により調べた。ヒト網膜内皮細胞(HRECs)の培養は,相補的実験に使用した。CaDは,db/dbマウスの網膜における酸化ストレスのバイオマーカーを有意に減少させた。さらに,CaDは,糖尿病により誘導されるNF-κB,IL-6,IL-8,TNF-αおよびMCP-1の増加を抑制した。CaDはHRECにおけるIKKBαりん酸化を阻止することによりIL-1βにより誘導されるNF-κBの活性化を阻害し,TNF-αにより用量依存的に誘導されたIL-6とIL-18のアップレギュレーションを低下させた。著者らの結果は,抗酸化及び抗炎症効果はDRを治療するためのCaDの有効性の説明における重要なことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生薬の薬理の基礎研究 

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