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J-GLOBAL ID:201702233247512570   整理番号:17A0217343

加力装置付きX線μCTとボクセルFEMの併用によるヤング率同定と,その不確かさ

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巻: 22  号:ページ: 3545-3547  発行年: 2017年01月31日 
JST資料番号: L5669A  ISSN: 1341-7622  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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引張試験などによるヤング率測定では試験片をあらかじめ決められた形状に加工し,前記特定形状に対する線形弾性体の解析解を利用する。本論文では,加工や成型が困難な新規開発の粒上アクリルアミドゲルのヤング率を,実験とFEM(Finite Element Method)計算から同定する方法を構成した。本方法では概念モデルに線形性を仮定し,加力装置付きX線μCT(Computer Tomography)撮像装置を用いて圧力試験で変位-圧力関係を取得して,適宜負荷状態においてCT撮像を行う。実験では境界領域の変化を防ぐために接触範囲を不変に保ち,材料非線形や幾何非線形,繰返し負荷時の履歴がないことに注意する必要がある。測定の不確かさを勘案して実験結果を直線近似し,撮像したCT画像に対するFEM解を組み合わせてヤング率を得る手順を説明した。実際に成型・加工が比較的容易なシリコーンゴムから切り出した粒状試験片で本方法の妥当性と,精度が加力装置に依存して±1割であることを確認した。また,粒状アクリルアミドゲルに適用して3種類のロットで各ロット2~3個ずつヤング率を同定したところ,全体としてヤング率のばらつきは測定精度の不確かさの数倍大きく,ヤング率は0.5~1.2MPa程度であることがわかった。
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分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
材料試験一般  ,  図形・画像処理一般  ,  数値計算  ,  システム・制御理論一般  ,  システム同定  ,  パターン認識 

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