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J-GLOBAL ID:201702233332133416   整理番号:17A1093224

マングローブ植物Aegiceras corniculatum(L.)Blanco(Ac)における汚染物質転座に及ぼすフェノール代謝カドミウムとフェナントレンとその影響への応答【Powered by NICT】

Response of phenolic metabolism to cadmium and phenanthrene and its influence on pollutant translocations in the mangrove plant Aegiceras corniculatum (L.) Blanco (Ac)
著者 (9件):
資料名:
巻: 141  ページ: 290-297  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリフェノール化合物はマングローブ植物において豊富であり,取り巻く環境植物組織への押出された汚染物質の解毒に重要な役割を果たしている。本研究は外因性カドミウムとフェナントレンの存在に起因するマングローブ植物Aegiceras corniculatum(L.),すなわち全多価フェノール,可溶性タンニン,縮合タンニンとリグニン,フェノール化合物の変動を調べ,根から葉へのこれらの汚染物質の生物学的移行に及ぼすフェノール代謝の影響を調べることを目的とした。カドミウムとフェナントレンに6週間の曝露後,両汚染物質の有意な蓄積が観察された。高用量レベルの両方で葉と根における全ての測定したフェノール化合物は汚染されていない植物と比較して増強された。両処理中のポリフェノールの上昇はフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)の活性と可溶性糖の濃縮における刺激の結果であると思われた。さらに,ポリフェノール代謝強度とフェナントレン汚染レベル間に有意な正の用量関係が見出されたが,高レベルでカドミウムはフェノール生産を阻害したので,カドミウム処理における観察された傾向は弱かった。ポリフェノールの濃縮は,根から葉へのこれらの汚染物質の生物学的移行の低下をもたらした。植物根における汚染物質の固定化はポリフェノールの吸着能力と関連している。これらの結果は,外因性汚染物質へのマングローブ植物の耐性の理解を改善するであろうと種間の多価フェノール濃度の変動性のためにファイトレメディエーションにおける植物の選択の指針となるであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  土壌汚染  ,  重金属とその化合物一般 

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