文献
J-GLOBAL ID:201702233347143753   整理番号:17A1502655

安定同位体分析による河口河川に沿った溶存炭素輸送と変換の評価【Powered by NICT】

Assessing dissolved carbon transport and transformation along an estuarine river with stable isotope analyses
著者 (2件):
資料名:
巻: 197  ページ: 93-106  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0656A  ISSN: 0272-7714  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
河口は河川沿岸海洋への溶存炭素の動力学において重要な役割を果たす。しかし,世界の沿岸河川の混合域中に溶解した炭素輸送と形質転換の我々の知識はまだ限られている。本研究では,溶存無機炭素(DIC)及び溶存有機炭素(DOC)濃度と安定同位体(δ~13C_DICとδ~13C_DOC)は,ルイジアナ州,アメリカ南部のCalcasieu川,長さ88kmの河口域に沿って変化する塩分0.02~21.92の範囲を決定することを目的とする。研究は,淡水 海水混合系における炭素動力学を制御する最も可能性の高いプロセス解明し,この河口の正味代謝を評価するために期待されている。2015年5月と2016年2月の間に,水試料を収集し,環境水条件にin-situ測定で,上流Calcasieu川の下流,メキシコ湾北部に入る(NGOM)からの六地点での五野外旅行中に行った。DIC濃度とδ~13C_DICは本混合区域の塩分の増加と共に急速に増加した。NGOM(部位6)に最も近いサイトでの平均D IC濃度とδ~13C_DICは最も遠い上流(サイト1,0.42mMと 20.83‰)でのそれよりはるかに高く,それぞれ1.31mMと6.34‰であった。DIC濃度は保存的混合によって大きく影響を受けると思われたが,高水温は増加した呼吸と分解によると思われる,保存線から逸脱DIC濃度の役割を果たしている可能性がある。δ~13C_DIC値は7月~2月より5月,6月と11月の保存的混合モデルにより示唆されたものに近いが,低かった,河口河川が季節的にバランスからの従属栄養システム(すなわち,生産/呼吸(P/R)<1)に変動することを示唆した。DIC縦傾向とは異なり,川河口におけるDOC濃度は上流から下流へとが,はるかに小さい程度に減少した。DOC濃度は一貫して保存的混合モデルにより示唆された,河川内光合成の結果したから偏差を示した。川河口は一貫して劣化δ~13C_DOC値(すなわち,30.56‰から 25.92‰まで)を示し,混合域におけるDOCの起源は高度に陸上由来のことを示唆した。しかし,この比較的小さな同位体範囲で,δ~13C_DOC単独では河川連続体における陸上光合成により生成した炭素からの水生光合成によって生産された分化炭素に限界がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題  ,  有機地球化学  ,  代謝と栄養  ,  下水・廃水処理施設  ,  異種生物間相互作用 

前のページに戻る