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J-GLOBAL ID：201702233381068244   整理番号：17A1976101

本研究の目的は,乳牛におけるmTORシグナル伝達経路の遺伝子発現に及ぼすリジンジペプチドの影響を研究することである。【JST・京大機械翻訳】

Effects of Lysine Dipeptides on Gene Expression of mTOR Signal Pathway Elements in Gland Explants of Bovine Mammary

著者 (2件)： Zhou Miaomiao (山東wei坊科技学院動物科学研究所,山東寿光,262700) ,  Cui Jingxiang (山東wei坊科技学院動物科学研究所,山東寿光,262700)
資料名： Xibei Nongye Xuebao  (Xibei Nongye Xuebao)
巻： 26  号： 7  ページ： 963-967  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2199A  ISSN： 1004-1389  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 乳牛の乳腺組織における哺乳類ラパマイシン(mTOR)シグナル伝達経路に及ぼすリジンジペプチドの影響を研究するために,リジン-リジン,リジン-ロイシンおよびリジン-ヒスチジン-ジペプチドを,in vitroで培養した乳牛の乳腺組織培養液に加えた。同量の置換培養液中のφ=5%、5%と15%の遊離リジン(リジンの総質量濃度は210mg/L);これらの結果に基づき,リジンとリジン-リジンジペプチドの5%置換群において,それぞれ,0と100nmol/LのmTOR阻害剤ラパマイシンを添加した。実験終了後,乳房組織を収集し,αs1カゼイン,mTOR,4E-BP1およびS6K1の遺伝子発現を検出した。結果により、遊離アミノ酸と比べ、3種類のリジンジペプチドを添加することにより、αs1カゼイン、mTOR、4E-BP1とS6K1遺伝子の発現を著しく増加させることが分かった。ラパマイシンの添加は上記の遺伝子の発現を抑制し、リジン-リジンジペプチドはラパマイシンの抑制作用を低下させることができる。結果により、合成基質として、リジンジペプチドはmTORシグナル伝達経路を制御することにより、乳タンパク質の合成を促進する可能性があることが明らかになった。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遊離アミノ酸 ,  乳タンパク質 ,  *遺伝子 ,  in vitro実験 ,  *乳牛 ,  *ジペプチド ,  *遺伝子発現 ,  乳腺 ,  基質 ,  エーテル ,  大環状化合物 ,  ラクタム ,  ラクトン ,  酵素阻害剤 ,  ヘミアセタール ,  脂環式アルコール ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 抑制効果 ,  S6キナーゼ1 ,  αs1カゼイン ,  *伝達経路 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Lysine dipeptides ,  Casein alpha s1 ,  Mammalian target of rapamycin ,  Bovine mammary gland explant

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (2件)： ラパマイシン ,  リジン

タイトルに関連する用語 (5件)： 研究 ,  乳牛 ,  mTOR ,  シグナル伝達経路 ,  遺伝子発現