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J-GLOBAL ID：201702233467722632   整理番号：17A1212645

メトホルミンはprediabeticsにおける腸内常在菌叢ゲノム調節を介して抗肥満効果を発揮する:仮説【Powered by NICT】

Metformin exerts anti-obesity effect via gut microbiome modulation in prediabetics: A hypothesis

著者 (4件)： Maniar Kunal (Department of Pharmacology, Post Graduate Institute of Medical Education & Research, Chandigarh, India) ,  Moideen Amal (Department of Pharmacology, Post Graduate Institute of Medical Education & Research, Chandigarh, India) ,  Bhattacharyya Rajasri (Department of Experimental Medicine & Biotechnology, Post Graduate Institute of Medical Education & Research, Chandigarh, India) ,  Banerjee Dibyajyoti (Department of Experimental Medicine & Biotechnology, Post Graduate Institute of Medical Education & Research, Chandigarh, India)
資料名： Medical Hypotheses  (Medical Hypotheses)
巻： 104  ページ： 117-120  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1177A  ISSN： 0306-9877  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前糖尿病個体はインシュリン,グルコースホメオスタシスの維持に重要な役割を果たす蛋白質同化ホルモンの高レベルで特性化した。しかし,インシュリンはまた腸内マイクロバイオームの非酪酸生成部分を形成するある種の細菌の成長を増加することが分かった。腸マイクロバイオームは,2型糖尿病と肥満のような多くの慢性疾患との強い関連性のために最近焦点を当てた。メトホルミン,広く使われている抗糖尿病薬は多くの試験における体重増加を防ぐことが示されている。インシュリン感受性(とその結果インシュリンレベルの減少)の改善を含むメトホルミンの抗肥満効果の機構を仮定する多くの研究がある。が,メトホルミンの作用は主に腸による仲介されるように思われることが明らかになってきている。さらに,メトホルミンは,ヒト腸内微生物叢の一部を形成するある種の細菌の成長特性に影響を与えることを示した。参照を念頭にこの枠組みを用いて,著者らは,メトホルミンが腸内微生物叢の組成を変化させることによりその抗肥満効果を発揮する可能性があることを仮定した。証明したならば,これは肥満の管理に寄与し,新規抗肥満薬の開発への道を開く可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： タンパク質同化ステロイド ,  痩せ薬 ,  ヒト ,  血糖降下薬 ,  インスリン ,  腸内微生物 ,  細菌 ,  体重増加 ,  2型糖尿病 ,  *肥満 ,  脂肪族アミン
準シソーラス用語： インスリン感受性 ,  慢性疾患 ,  グルコースホメオスタシス ,  *常在菌叢ゲノム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 前糖尿病 ,  インシュリン ,  メトホルミン ,  ミクロビオーム ,  肥満 ,  酪酸産生分類群

分類 (3件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q) ,  微生物の生態  (EG03040J)

物質索引 (1件)： メトホルミン

タイトルに関連する用語 (6件)： メトホルミン ,  腸内常在菌 ,  ゲノム ,  調節 ,  肥満 ,  仮説