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J-GLOBAL ID:201702233485654299   整理番号:17A1241815

術後イレウスを防止するための新しい治療的アプローチとしての腹部迷走神経刺激【Powered by NICT】

Abdominal vagus nerve stimulation as a new therapeutic approach to prevent postoperative ileus
著者 (12件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: null  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2694A  ISSN: 1350-1925  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:頚部迷走神経(VNS)の電気刺激はマウスにおける術後腸閉塞(POI)を防止した。このアプローチは付加的な頚部手順を必要とするので,著者らはマウスおよびヒトにおける術中腹部VNSの可能性を調べた。【方法】頚部と腹部VNSの影響をPOI及びリポ多糖類(LPS)誘発敗血症のマウスモデルで検討した。術後イレウスは幾何学的中心(GC)として表される蛍光デキストランの腸管輸送の評価によって定量化した。,心拍数に対する頚部と腹部VNSの影響を,ヒトにおける迷走神経刺激(VNS)のための最適な電極を選択するために八匹のランドレースブタを測定した。最後に,全血のLPS誘導サイトカイン産生に及ぼすシャムまたは腹部VNSの効果は,結腸直腸手術を受けた患者で研究した。重要結果:頸部VNSと同様に,腹部VNSは有意にLPS誘導血清腫瘍壊死因子-α(TNFα)レベル(腹部VNS:366±33pg/mL対シャム:822±105pg/mL;P<.01)を減少させた。,POIのマウスモデルにおける,腹部VNSは有意に腸管輸送(GC:偽5.1±0.2対腹部VNS:7.8±0.6;P<.01)と減少した腸炎(腹部VNS:35±7対シャム:80±8ミエロペルオキシダーゼ陽性細胞/場;P<.05)を改善した。ブタでは,心拍数は頸部VNSではなく腹部VNSにより減少した。ヒトでは,腹部VNSは全血によるLPS誘導IL8及びIL6産生を有意に減少させた。【結論】と推論:腹部VNSはヒトにおける実現可能で安全であり,抗炎症特性を有している。腹部VNSはマウスにおける頸部VNSに類似したPOIを改善するので,これらのデータは,術中腹部VNSはヒトにおけるPOIを短縮する新しいアプローチを表す可能性があることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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精神障害の治療一般  ,  腸 
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