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J-GLOBAL ID:201702233487155440   整理番号:17A1124710

アーバスキュラー菌根菌による宿主植物のコロニー形成は免疫機能を促進する根けい素濃度は土壌に生息する草食動物の成長を減少させる【Powered by NICT】

Host plant colonisation by arbuscular mycorrhizal fungi stimulates immune function whereas high root silicon concentrations diminish growth in a soil-dwelling herbivore
著者 (6件):
資料名:
巻: 112  ページ: 117-126  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物栄養品質は土壌養分と共進化土壌微生物共生生物に依存している。大部分の植物は樹枝状菌根(AM)菌,土壌からの栄養品質とシリコン(Si)の取込を変化させると結合する。高Si濃度は植物の栄養品質を低減し,地上および地下の効果的な防御として作用することができる。昆虫草食動物の成長と免疫機能はその宿主植物の品質に依存し,従ってAM共生とSi濃度は宿主植物の質の変化を介して昆虫成長と免疫に影響を与えることができる。根の植食動物に及ぼすAM菌またはSiの効果の定量化は乏しいが,昆虫免疫への影響は知られていない。根摂食昆虫の成長と昆虫病原性線虫感染に対する免疫応答を植物の質に及ぼすAM菌および高い根Si濃度による宿主植物のコロニー形成の影響を調べた。二サトウキビ品種(Saccharum種間雑種.)は±SiとAM/non AMの完全要因配置処理の組合せの下で成長させた。植物とその免疫機能を与えた根摂食昆虫(Dermolepida albohirtum Waterhouse)はバイオアッセイで評価したが,昆虫成長と根の消費は摂食試験で評価した。高Si濃度は昆虫成長と根の消費,後者を71%減少することが分かった。昆虫の成長は,AM菌に関連した植物,Si処理と品種に依存した減少した。昆虫免疫がAMコロニー形成植物,昆虫成長と負に相関して62%増加した。これらの結果は,根を摂食する昆虫に及ぼすAM共生の影響は,Si利用性と植物品種に依存する可能性があることを示した。著者らの研究は,AM菌が昆虫免疫,宿主植物の質またはSi濃度に依存しないを誘導しうることを示唆しており,土壌生息昆虫に及ぼすAM菌の負の効果は,成長免疫トレードオフのために,成長低下をもたらす免疫機能刺激を必要とした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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土壌生物  ,  異種生物間相互作用 

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