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J-GLOBAL ID:201702233513916620   整理番号:17A1386195

新しい緊急汚染物質「ビスフェノールF」の触媒湿式過酸化酸化における新規セリアペロブスカイト複合材料CeO_2~-LaMO_3(MCu, Fe)の反応性:特性化,速度論と機構研究【Powered by NICT】

Reactivity of novel Ceria-Perovskite composites CeO2- LaMO3 (MCu, Fe) in the catalytic wet peroxidative oxidation of the new emergent pollutant ‘Bisphenol F’: Characterization, kinetic and mechanism studies
著者 (7件):
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巻: 218  ページ: 119-136  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,セリア,純粋ペロブスカイトLaMO_3(Cu, Fe)と新規セリアペロブスカイト複合材料CeO_2~-LaMO_3を調製し,水溶液中での新しい緊急化合物ビスフェノールF(BPF)の分解と無機化のための不均一Fenton様触媒としてのに成功した。触媒を,X線回折分光法(XRD),BET表面積測定,走査電子顕微鏡(SEM),エネルギー分散X線(EDS)とX線光電子分光法(XPS)によって特性化した。触媒ビスフェノールF挙動は,元のペロブスカイトの活性は酸化セリウムの導入により改善されたことを示した。TOC除去の点で触媒活性は,それぞれ約83 79 68 64および28%CeO_2~-LaCuO_3>CeO_2~-LaFeO_3>LaCuO_3>LaFeO_3>CeO_2の順であった。新規複合酸化物CeO_2~-LaCuO_3のみが中性条件でビスフェノールF分解に有効であることが分かった。E PR解析と捕捉実験は,BPFは主に・OHの攻撃,特に表面-結合・OHによって分解されることを明らかにした。BPF減衰は擬一次反応速度に従った。OHによるBPF酸化の絶対速度定数は2.0910~9M~ 1s~ 1ことが分かった,競争反応速度法により決定した。六つの安定な有機物中間体が観察され,そのうちの五種はp-ベンゾキノン,ヒドロキノン,4-ヒドロキシベンズアルデヒドおよびビス(4 ヒロキシフェニル) メタノールを同定した。OHラジカルによるこれらの中間体の続く攻撃は短鎖酸の生成につながった:マロン酸,こはく酸,酢酸,ギ酸,シュウ酸。中間生成物の分析結果と水酸基ラジカルが主要な反応種であるという仮定に基づいて,不均一Fentonプロセス中のBPF鉱化作用のもっともらしい経路を提案した。CeO_2~-LaCuO_3複合材料は,不均一Fenton様プロセスで優れた長期安定性を示した。これらの結果は,新規セリアペロブスカイト材料は実用的な廃水処理のための有望な候補であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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