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J-GLOBAL ID:201702233574140077   整理番号:17A0377129

定量的プロテオミクスはHeLa細胞におけるディスインテグリンとメタロプロテイナーゼ12の新規調節因子としてのミオフェリンを同定する【Powered by NICT】

Quantitative proteomics identifies myoferlin as a novel regulator of A Disintegrin and Metalloproteinase 12 in HeLa cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 148  ページ: 94-104  発行年: 2016年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジスインテグリンおよびメタロプロテイナーゼ12(ADAM12)は正常組織より多発性腫瘍で有意に高発現し,癌進行の評価のための予後マーカーとして使用されている。いくつかのADAM12基質は生化学的に同定し,その蛋白質分解機能を調べたが,上流調節因子と相互作用する蛋白質を系統的に調べられていない。ここでは,HeLa細胞におけるADAM12(ADAM12 L)の長型の二十八の相互作用するパートナーを同定するための免疫沈降と質量分析(MS)に基づく定量的プロテオミクスアプローチを用いた。細胞増殖,浸潤,上皮から間充織への遷移を調節する蛋白質は,同定したADAM12相互作用蛋白質の一つである。更なる生化学的実験は蛋白質レベルとADAM12の安定性は,その相互作用蛋白質,myoferlinの一つによりアップレギュレートされることを発見した。添加では,myoferlinもADAM12の蛋白質分解活性を増加させ,ADAM12基板,E-カドヘリンの減少をもたらした。この結果はADAM12とその相互作用蛋白質は癌細胞進行の調節における特定のシグナル伝達経路に収束する可能性があることを意味している。ここで得られた情報は,ADAM12およびその相互作用パートナー間の調節に関与する調節細胞増殖と浸潤のための新規戦略の開発に有用である。のMSデータは,識別PXD003560であるProteomeXchangeを介して利用可能である。増殖の調節と癌細胞の浸潤は,癌治療において重要である。ADAM12は,これら過程の調節において重要な役割を果たしていることが分かり,その相互作用パートナーの同定は,その生物学的機能の理解を改善し,機能的調節の基礎を提供するであろう。質量分析に基づく定量的プロテオミクスアプローチにより,ヒト癌細胞株におけるADAM12に対する相互作用パートナーを同定し,癌細胞の増殖と浸潤に関与する多くの蛋白質を見出した。ADAM12の新規調節因子,myoferlinを発見し,この蛋白質はADAM12発現レベル,安定性およびその酵素活性を増加させ,その基質,E-カドヘリン,細胞接着と腫瘍転移の調節において重要な役割を果たすの減少をもたらした。この結果は,癌細胞における二種類の高度に発現した蛋白質のための接続を提供し,癌進行におけるそれらの生物学的機能の調節に光を当てるであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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