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J-GLOBAL ID：201702233581057556   整理番号：17A0546173

高解像度原子間力顕微鏡を用いる無傷の細菌オルガネラ内蛋白質組織化の直接イメージング

Direct Imaging of Protein Organization in an Intact Bacterial Organelle Using High-Resolution Atomic Force Microscopy

著者 (7件)： KUMAR Sandip (Univ. Sheffield, South Yorkshire, GBR) ,  CARTRON Michaeel L. (Univ. Sheffield, South Yorkshire, GBR) ,  MULLIN Nic (Univ. Sheffield, South Yorkshire, GBR) ,  QIAN Pu (Univ. Sheffield, South Yorkshire, GBR) ,  LEGGETT Graham J. (Univ. Sheffield, South Yorkshire, GBR) ,  HUNTER C. Neil (Univ. Sheffield, South Yorkshire, GBR) ,  HOBBS Jamie K. (Univ. Sheffield, South Yorkshire, GBR)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 11  号： 1  ページ： 126-133  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において著者らは,小型カンチレバーを用いるタッピングモードのAFMにおいて,最適化されたスキャニングパラメータ類および複数のバッファー条件を用いることで,光合成細菌Rhodobacter(Rba) sphaeroidesより調製したネイティブのクロマトフォアベシクルを評価した。本研究で開発したアプローチは強力であり,十分に高い解像度で,蛋白質の三次構造および四次構造を観察することが可能であることから,ほとんど変形の無いオルガネラ中の生来の組織化蛋白質を調べることが可能となった。観察の結果,クロマトフォアの蛋白質は,並進整列と回転整列の,両方の場合があることがわかった。九量体のLH2複合体は,平均して六方格子状にパックされていた。一方,中心複合体は,モノマー,ダイマー,および,より高次な構造として存在していることがわかった。著者らはまた,クロマトフォア全体のATPアーゼのイメージ化を試み,Rbaクロマトフォアベシクルとして,現時点で最も完全なイメージを捉えることに成功した。これにより,クロマトフォア構造の原子レベルモデリングが補足された。

シソーラス用語： *高分解能 ,  *原子間力顕微鏡 ,  *オルガネラ ,  細菌 ,  *タンパク質 ,  *組織化 ,  *画像処理 ,  片持梁 ,  最適化 ,  *光合成細菌 ,  *Rhodobacter sphaeroides ,  色素細胞 ,  核整列 ,  格子 ,  *ATPアーゼ ,  モデリング
準シソーラス用語： *イメージング ,  カンチレバー ,  クロマトフォア ,  タッピングモードAFM ,  回転整列 ,  *高解像度 ,  六方格子

分類 (6件)： 生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  微生物・ウイルス学研究法一般  (EG02010V) ,  電子顕微鏡,イオン顕微鏡  (BD02050B) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  顕微鏡法  (BK01040E)

タイトルに関連する用語 (8件)： 高解像度 ,  原子間力顕微鏡 ,  無傷 ,  細菌 ,  オルガネラ ,  蛋白質 ,  組織化 ,  イメージング