抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,1990年代半ば以降の南極春における南極振動(AAO)とENSOの十年に強化された共変動性について報告した。1979~93年の間に,ENSO(AAO)空間シグネチャは,南半球(SH)の熱帯性(緯度-中緯度)に限定され,2つの振動の間の弱い結合を伴う。相対的に,1990年代半ば以降,El Ni(n)Oに関連した大気異常は,SHの中高緯度における傾圧構造を持つ負のAAOパターン上にある。El Ni(n)Oに関連した気温異常の拡大は,SHの子午線熱構造に対する高い影響を持ち,弱められた周方向の偏西風と強化された亜熱帯ジェットに寄与する。一方,ENSOに関連した南部3セル循環は極向きに拡大し,次に南極と熱帯を強く結合する。数値シミュレーションの結果は,1990年代半ば以降の南太平洋におけるENSOとSSTの間の強化された結合が,強化されたAAO-ENSO関係の原因であることを示唆している。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】