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J-GLOBAL ID:201702233648369959   整理番号:17A1758889

G014.23-00.50の6.7GHzメタノールメーザー放射で検出された最も短い周期のフレア活動によるフラックス変動

The shortest periodic and flaring flux variability of a methanol maser emission at 6.7GHz in G 014.23-00.50
著者 (15件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 59.1-59.13  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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G014.23-00.50のVlsr=25.30kms-1スペクトル成分で,周期29.3dで規則的に発生したフレア活動によるフラックス変動を,日立32m電波望遠鏡を使った非常に高頻度のモニタリングで検出した。2013年1月5日から2016年1月21日までのデータを解析することにより,この周期的変動は少なくとも47サイクル存続したことが分かったが,これは~1100dに相当する。23.9dの周期は大質量の若い星状天体のまわりでこれまで観測されたメーザーの中で最も短いものである。フレア活動を行う成分は通常は検出限界(3σ)である~0.9Jyより小さい。フレア活動期間中は,この成分は検出限界より高くなり,ピークフラックス密度は静穏フェーズでのフラックス密度の180倍を越え,間欠的な周期的変動を示す。フラックス上昇の時間スケールは典型的には二日以下であり,日内モニタリングを通じてフラックス変動に対称プロファイルと非対称プロファイルが観測された。これらの特徴は恒星風衝突連星(CWB)系における種光子のフラックスにおける変化によって,あるいは連星周りの円盤におけるギャップ領域の内部でCWB系によって形成される衝撃波が追加の加熱源として働くダスト温度の変動によって説明できるかも知れない。そこでは,連星の軌道長半径は0.26-0.34auである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 
引用文献 (59件):
  • Araya, E. D., Hofner, P., Goss, W. M., Kurtz, S., Richards, A. M. S., Linz, H., Olmi, L., & Sewiło, M. 2010, ApJ, 717, L133
  • Breen, S. L., et al. 2015, MNRAS, 450, 4109
  • Busquet, G., et al. 2013, ApJ, 764, L26
  • Busquet, G., et al. 2016, ApJ, 819, 139
  • Caswell, J. L., et al. 2010, MNRAS, 404, 1029
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