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J-GLOBAL ID：201702233667762747   整理番号：17A1432783

シンクロトロンX線回折実験で観測された珪線石ムライト変換【Powered by NICT】

Sillimanite-mullite transformation observed in synchrotron X-ray diffraction experiments

著者 (3件)： Igami Yohei (Department of Geology and Mineralogy, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Ohi Shugo (Faculty of Education, Shiga University, Shiga, Japan) ,  Miyake Akira (Department of Geology and Mineralogy, Kyoto University, Kyoto, Japan)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 100  号： 10  ページ： 4928-4937  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分解能シンクロトロン粉末X線回折(XRD)実験は,ムライト(ムライト)に珪線石の変換を明らかにし,ムライト化温度(T_c)を決定するために行った。XRDパターンにおける珪線石とムライトを区別し,それらの非常に類似した結晶学的パラメータにもかかわらず,珪線石ピーク間の小さなムライトピークの出現を検出することができた。ムライト比(ζ)のためのJohnson-Mehl-Avrami(JMA)方程式の解析は温度T≧1240°Cでムライト化は同じ反応速度を持っていたことを明らかにした。Arrheniusプロットから得られたT≧1240°Cでの活性化エネルギーEは679.8kJ/mol~ 1であった。ムライト化の時間-温度-変態図を用いた解析では,tは時間,ζ=1%のムライト化曲線はln t=(l/n)ln ln(l/l ζ)-lnk_0+A/[RT(T T_c)~2]E_A/RTとして記述できる,nはJMA分析により0.324として決定された反応機構依存パラメータであり,k_0は頻度因子であり,E_Aは原子拡散の活性化エネルギーは,A/Tc2Tは核形成の活性化エネルギーを表している。データを適合させるこの方程式への結果はT_c=1199°C,3.9×10~6kJ/mol~ 1K~ 2E_A=605kJ/mol~ 1,及びk_0=3.65×10~15であった。相図における珪線石とムライト+SiO_2間の境界は~1200°Cであると結論したCopyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ムライト ,  活性化エネルギー ,  高分解能 ,  核形成 ,  結晶学 ,  反応機構 ,  *シンクロトロン ,  状態図 ,  反応速度 ,  *珪線石 ,  頻度因子 ,  *X線回折
準シソーラス用語： 原子拡散 ,  Arrheniusプロット ,  粉末X線回折 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： aluminosilicates ,  ムライト ,  相変態 ,  X線法

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： シンクロトロンX線回折 ,  実験 ,  観測 ,  珪線石 ,  ムライト