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J-GLOBAL ID:201702233690076909   整理番号:17A1480289

p-クマリン酸は長期増強を強化し,スコポラミン誘発学習および記憶障害を回復させる【Powered by NICT】

p-Coumaric acid enhances long-term potentiation and recovers scopolamine-induced learning and memory impairments
著者 (6件):
資料名:
巻: 492  号:ページ: 493-499  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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医療水準の向上のために,寿命は増加した。しかし認知障害の発生率増加は新たな社会問題となっている。痴呆疾患治療のための現在の薬物だけが進行を遅らせるよりも治療できる。p-クマル酸である芳香族アミノ酸から誘導されたフェニルプロパン酸とレスベラトロールおよびナリンゲニンのようなフラボノイドの前駆体として知られている。は酸化ストレスを減少させ,遺伝毒性を阻害し,神経保護を発揮することが示された。これらの知見に基づいて,著者らはp-クマル酸はラットにおける器官型海馬スライスと認知行動におけるLTPを測定することによりスコポラミン誘発学習と記憶障害を保護することができるかどうかを評価した。p-クマリン酸は用量依存的に高頻度刺激後fEPSPの全活性を増加させ,海馬CA1領域におけるfEPSPのスコポラミン誘発性遮断を減弱させた。さらに,スコポラミンが受動回避試験のステップスルー潜時を短縮し,潜時が延長し同様にMorris水迷路試験で目標象現において潜時を減少させたが,p-クマル酸の共処理は行動試験における空間記憶の回避記憶と長期保持を改善した。p-クマル酸はスコポラミンによる電気生理学的および認知機能低下を改善したことから,中心コリン作動性シナプスに及ぼす調節作用を有し,コリン作動性神経系の異常に起因する認知問題を改善することが期待される。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  細胞構成体の機能 

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