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J-GLOBAL ID：201702233696589103   整理番号：17A1243390

南海トラフ付加プリズムの泥火山活動と深部脱水過程の役割と熊野海盆【Powered by NICT】

The role of mud volcanism and deep-seated dewatering processes in the Nankai Trough accretionary prism and Kumano Basin, Japan

著者 (5件)： Menapace Walter (MARUM, Center for Marine Environmental Sciences, University of Bremen, Bremen, Germany) ,  Volker David (MARUM, Center for Marine Environmental Sciences, University of Bremen, Bremen, Germany) ,  Kaul Norbert (Department of Geosciences, University of Bremen, Bremen, Germany) ,  Tryon Michael D. (SCRIPPS Institution of Oceanography, San Diego, California, USA) ,  Kopf Achim J. (MARUM, Center for Marine Environmental Sciences, University of Bremen, Bremen, Germany)
資料名： Geochemistry, Geophysics, Geosystems  (Geochemistry, Geophysics, Geosystems)
巻： 18  号： 7  ページ： 2486-2509  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2583A  ISSN： 1525-2027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 沈み込み帯における中程度の深さでの水の循環は主に異なる圧力と温度勾配上の粘土鉱物の脱水により駆動される。これらの脱水反応の特徴は,泥火山の間隙水に見出されるが,はほとんど知られていない,深部流体の多くは泥火山で放出される。日本,紀伊半島沖の領域のこの関係を明らかにするために,IODPホールC0011とC0012からの入力データと熊野海盆下の沈み込んだプレートから放出された対応水体積を用いた南海トラフにおける沈み込んだ,13個の泥火山が位置している領域であることを水体積を計算した。著者らのモデルによれば,泥火山地域における深さで放出された水は,玄武岩質サポナイトと堆積スメクタイト変態[96%]にほぼ完全に導出した。それにもかかわらず,泥火山は全体積の1%を放出する。付加層の寄与と熊野海盆充填水収支を試験するために,第二のモデルを実行した。海盆底下の堆積物とスメクタイト-イライト転移の締固めによる水分損失を計算した。結果は,研究地域における散乱バックグラウンドのコアに及ぼす塩分測定と比較して深さでの水分損失の体積を推定した。二方法の比較は類似の結果を与え,深部流体のバルク部分は盆地床による水圏,文献における流体収支におけるまれにしか考慮に入れ機構を再突入という結論に導いた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *深部 ,  *南海トラフ ,  塩分 ,  間隙水 ,  *脱水 ,  モデリング ,  玄武岩 ,  *付加体 ,  水分 ,  粘土鉱物 ,  堆積物 ,  沈み込み帯 ,  スメクタイト
準シソーラス用語： *熊野海盆 ,  *泥火山 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 泥火山活動と水収支 ,  熊野海盆 ,  沈み込み帯 ,  水収支 ,  モデリング ,  拡散流

分類 (4件)： 地殻・上部マントルの構造・組成  (DC03090Z) ,  海洋地質学  (DE06000F) ,  地震活動  (DC03030L) ,  プレートテクトニクス  (DE04020N)

タイトルに関連する用語 (9件)： 南海トラフ ,  付加プリズム ,  泥火山 ,  活動 ,  深部 ,  脱水 ,  過程 ,  役割 ,  熊野海盆