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J-GLOBAL ID：201702233718126515   整理番号：17A0281677

塩化カルシウムと反応する低級Ti鉱石からの鉄の選択的除去

Selective Removal of Iron from Low-Grade Ti Ore by Reacting with Calcium Chloride

著者 (4件)： KANG Jungshin (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KANG Jungshin (Korea Inst. Geoscience and Mineral Resources, Daejeon, KOR) ,  KANG Jungshin (Univ. Sci. and Technol., Daejeon, KOR) ,  OKABE Toru H. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science  (Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science)
巻： 48  号： 1  ページ： 294-301  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0411B  ISSN： 1073-5615  CODEN： MTTBCR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶融塩としてCaCl₂,溶融原料としてTiO₂とルチル(94-96%TiO₂)を用いた溶融塩電解によるチタン金属の製造では,低品位のTi鉱石(主にFeTiO₃)を原材料として使う場合,鉱石から鉄を除去することが必要となる。 本研究では,CaCl₂を用いた選択的塩素化による鉄の除去に対して鉱石の反応温度,反応時間,鉱石の粒径,及び供給源が及ぼす影響を調べた。 結果は,FeCl₂として鉄を選択的に除去すると,特定の条件下で鉱石中の鉄が49.7重量%から1.79重量%へ減少したことを示す。8-10時間,74μmより小さい鉱石粒子を1240KでCaCl₂と反応すると,高品位のCaTiO₃が生成した。従って,CaCl₂を使った選択的塩素化プロセスにより,鉱石から鉄を容易に除去できることが分った。

シソーラス用語： *金属鉱石 ,  ルチル ,  融解塩電解 ,  塩素化 ,  塩化カルシウム ,  チタン酸塩 ,  鉄化合物 ,  チタン酸カルシウム ,  *鉄 ,  精錬 ,  *チタン
準シソーラス用語： チタン酸鉄 ,  *金属精錬 ,  溶融塩電解

分類 (1件)： 精錬  (WD02040L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 塩化カルシウム ,  Ti ,  鉱石 ,  鉄