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J-GLOBAL ID:201702233733611953   整理番号:17A0185625

レーザ誘起蛍光分析による元素状水銀と反応性気相水銀の現場とデニューダ-ベース測定 Reno大気中の水銀相互比較実験からの結果

In situ and denuder-based measurements of elemental and reactive gaseous mercury with analysis by laser-induced fluorescence - results from the Reno Atmospheric Mercury Intercomparison Experiment
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資料名:
巻: 17  号:ページ: 465-483 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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マイアミ大学(UM)は,RAMIX(Reno大気中の水銀相互比較実験)期間に,気相元素状水銀,Hg(0)を現場測定をするためのシーケンシャル2-光子レーザ誘起蛍光(2P-LIF)分析計を開発した。6~8時間の連続,1回のみ24時間連続での多数のサンプリング実験を行い,2P-LIFによるHg(0)測定結果を金アマルガムサンプリング-冷水銀蒸気原子蛍光スペクトル(CVAFS)分析を使用した2つの独立で行われた分析結果と比較した。5分の時間分解能での測定において,3つの分析計で測定された濃度は10~25%以内で一致した。全酸化水銀(TOM)をHg(0)へ熱変換し,全水銀(TM)測定を行った。TOMをその差より計算した。環境Hg(0)濃度の変動性は本実験に使用した環境TOM測定の感度の限界であった。マニュアルサンプリングされたKClコーティングアニュラーデニュダをセットし,Hg(0)の単一光子LIFと熱解離法を組み合わせ,分析した。得られたTOM測定結果は2つのTekranスペシエーションシステムで得られたKClデニューダ測定と一致し,マニュアルサンプリングKClデニューダ測定とも一致したが,不確実性は大きい。それらの結果は酸化水銀化学種に対応したワシントン大学(UW)検出器(DOHGA)システムにより報告された結果よりも低い。2P-LIFシステムのTM測定に対する能力をHgBr2スパイク測定でデモンストレーションしたが,結果はDOHGSによる結果と一致しなかった。RAMIX実験の限界と将来における水銀測定装置相互比較において行われるべき可能な改良を考察した。分析装置アーチファクトがRAMIX実験期間に報告された測定値の不一致に大きな寄与をしていることを示唆する。RAMIX実験結果からの水銀の大気循環に対する重要な意味を引き出すために注意が払われるべきであることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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水銀とその化合物  ,  分光分析 
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