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J-GLOBAL ID:201702233770133703   整理番号:17A1406692

NM23-H2/G四重鎖相互作用の破壊を介するc-MYC転写阻害剤としての新規選択的NM23-H2結合剤の設計と合成と評価

Design, Synthesis, and Evaluation of New Selective NM23-H2 Binders as c-MYC Transcription Inhibitors via Disruption of the NM23-H2/G-Quadruplex Interaction
著者 (11件):
資料名:
巻: 60  号: 16  ページ: 6924-6941  発行年: 2017年08月24日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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c-MYCはヒトの癌原遺伝子であり,転写因子NM23-H2によって活性化される。NM23-H2はc-MYCプロモーター内のG四重鎖を認識するため,本研究はNM23-H2/G四重鎖相互作用を破壊することによる選択的抗癌剤を開発することを目的とした。以前の研究の結果をもとにして,新たな系列のイサインジゴトン誘導体を設計し,合成してNM23-H2に対する結合親和性を評価した。(E)-3-(4-(ベンジルオキシ)-2-ヒドロキシベンジリデン)-6-((3-(ジメチルアミノ)プロピル)アミノ)-7-フルオロ-2,3-ジヒドロピロロ[2,1-b]キナゾリン-9(1H)-オン(化合物37)が最も優れた結合親和性を示し,in vitroでNM23-H2とG四重鎖の相互作用を破壊し,幅広い癌細胞株に対して抗増殖活性を示した。化合物37は子宮頸癌細胞株SiHaにおいてc-MYC転写を強力に下方制御し,G0/G1期での細胞周期停止,アポトーシス,増殖阻害および遊走阻害を誘導した。さらに化合物37は子宮頸癌のマウス異種移植モデルにおいて良好な抗腫瘍活性を示した。
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分類 (3件):
分類
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窒素複素環化合物一般  ,  薬物の合成  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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