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J-GLOBAL ID:201702233811019857   整理番号:17A1559632

プリン類似体によるルテニウム錯体による熱帯病を克服するための戦略:リーシュマニアspp.およびT.cruziに対する応用【Powered by NICT】

Strategies for overcoming tropical disease by ruthenium complexes with purine analog: Application against Leishmania spp. and Trypanosoma cruzi
著者 (10件):
資料名:
巻: 176  ページ: 144-155  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0908A  ISSN: 0162-0134  CODEN: JIBID  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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熱帯病は主要な健康問題であり,このようにして創薬の分野における課題を構成している。現在の治療は,コスト,毒性,長い治療期間と抵抗のために,重大な欠点を示し,これらの病気に対する化学療法剤としての金属錯体の使用は非常に魅力的な代替法であると思われる。ここでは,生物活性分子を持つ三つの新規合成ルテニウム錯体を記述し,プリン類似体5,6,7-トリメチル-1,2,4-triazolo[1,5-a]ピリミジン(tmtp)cis,fac-[RuCl_2(dmso)3(tmtp)](1),mer-[RuCl_3(dmso)(H_2O)(tmtp)]2H_2O(2)およびfac,cis-[RuCl_3(H_2O)(tmtp)2](3)。それらの構造をX線および分光学的方法(IR,NMRまたはEPR)を用いて特性化した。種々の緩衝溶液(pH=3 7.4)における1 3合成した錯体の安定性は,従来型とストップトフロー法を用いてモニターした。Leishmania spp.(L.infantum,L.braziliensis,L.donovani)の前鞭毛型とTrypanosoma cruziの上鞭毛型に対するすべてのルテニウム錯体のin vitro抗増殖活性を調べた。注目すべきことに,結果は,L.brasiliensisに対する1の活性は、グルカンタイムのそれの3倍以上であり,1はJ774.2マクロファージに対するかなりの毒性を示さなかったことを示した。さらに,2は、グルカンタイムよりも宿主細胞に対しても141倍低い毒性を示し,対照薬よりも有意に高い選択性を示した。,1及び2はリーシュマニア症およびシャーガス病の効果的な治療のための有望な薬物としてのさらなる開発のすばらしい候補であるように見える。全ての新規錯体も研究した種におけるFe-SODの強力な阻害剤であることが示されたが,ヒトCuZn-SODに及ぼすそれらの影響は非常に低かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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研究開発  ,  分子構造  ,  薬物の構造活性相関 
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