文献

J-GLOBAL ID：201702233835141983   整理番号：17A1557762

跛行進行および産乳量に及ぼす中程度の足の不自由な乳牛の蹄トリマ介入の影響【Powered by NICT】

Effect of hoof trimmer intervention in moderately lame cows on lameness progression and milk yield

著者 (5件)： Garcia-Munoz A. (Grupo Fisiopatologia de la Reproduccion, Dpto. PASACTA Facultad de Veterinaria, Universidad CEU Cardenal Herrera, Valencia, Spain 46115) ,  Singh N. (Guru Angad Dev Veterinary and Animal Sciences University, Ludhiana, India 141004) ,  Leonardi C. (Behavioral and Community Health Sciences, School of Public Health, Louisiana State University Health Sciences Center, New Orleans 70112) ,  Silva-del-Rio N. (Veterinary Medicine Teaching and Research Center, 18830 Road 112, Tulare, CA 93274) ,  Silva-del-Rio N. (Department of Population Health and Reproduction, School of Veterinary Medicine, University of California, Davis 95616)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 100  号： 11  ページ： 9205-9214  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,跛行進行と泌乳量に及ぼす中程度の跛行牛の蹄トリマ介入(H TI)の影響を評価することであった。二フリーストールのホルスタイン群を対象とした。乳牛は,2日目(牛群の2,374頭の乳牛)または3(群Bの2,800頭の乳牛)時間を搾乳した。各酪農の中で,中程度の跛行牛[歩容スコア(LS)=5点スケールで3]を無作為に対照群(CON;牛群A=66,群B=84)または治療群(H TI;研究者の監督下で評価し,処理した蹄トリマ,群A=73;群B=75)に分けた。登録基準は研究期間中の1日の乳収率の14観測を<,妊娠<180d,牛乳中の350d>乳収率の10kg/日,登録前治療トリミング2か月間選択されない,以上を示した。隔週跛行スコアリング(LS≦2, LS=3, LS≧4)は介入後6週間まで行った。病変型と重症度記録は農場従業員による跛行として同定された全ての登録牛からH TI牛からの介入と介入後6週までで採取した。日乳量データはAfifarm(Afimilk,キブツAfikim,イスラエル)記録を用いた介入と比較して 1~6週間採取した。処理効果は,歩容スコアの予測確率に検出されなかったが,LS≧3の予測確率は,牛群Bにおいて経時的に低下したが,群Aでは最初は減少したが後に増加した。時間相互作用の処理のための傾向は,牛群Aで観察された;介入後2週間で,LS≧3の予測確率はCON(0.43)よりH TI(0.69)の方が高かったが,4週間(0.41 HTI,0.49 CON)と6週間(0.77 HTI,0.73 CON)で類似していた。介入では,ほとんどの研究牛は病変(41.2%),足底出血(28.4%),薄い蹄底(8.8%),または垂直割れ目(6.8%)を持っていた。6週以下の介入の間,乳牛の類似した比率は,CON(8.7%)およびH TI(6.7%)群における跛行と同定された。群Aでは,乳量(最小二乗平均値±標準誤差)はCON(42.0±0.77 kg/d)およびH TI(42.3±0.75 kg/d)牛に対しても同様の,群Bでは,CON(45.2±0.59 kg/d)牛よりH TI(43.7±0.61 kg/d)で低くなる傾向にあった。時間の有意な影響は両乳工場で検出され,研究期間中減少乳収率であった。著者らの研究では,中程度の跛行牛に対するH TIを歩行または牛乳収率の改善をもたらさなかった。療法に重篤な病変の低い存在は著者らの知見を部分的に説明する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *乳牛 ,  予測 ,  酪農 ,  農場 ,  治療法 ,  泌乳量 ,  相互作用 ,  歩容 ,  *跛行 ,  最小二乗法 ,  妊娠 ,  出血 ,  牛乳 ,  ホルスタイン
準シソーラス用語： スコア , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 蹄トリマ ,  跛行 ,  乳量

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  その他の動物病  (FE02060T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 跛行 ,  産乳量 ,  足 ,  乳牛 ,  蹄