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J-GLOBAL ID：201702233849228159   整理番号：17A1099660

NCAM機能の中和によるGFRα1プルキンエ細胞移動を調節する【Powered by NICT】

GFRα1 Regulates Purkinje Cell Migration by Counteracting NCAM Function

著者 (4件)： Sergaki Maria Christina (Department of Neuroscience, Karolinska Institute, Stockholm 17177, Sweden) ,  Ibanez Carlos F. (Department of Neuroscience, Karolinska Institute, Stockholm 17177, Sweden) ,  Ibanez Carlos F. (Department of Physiology, National University of Singapore, Singapore 117597, Singapore) ,  Ibanez Carlos F. (Life Sciences Institute, National University of Singapore, Singapore 117456, Singapore)
資料名： Cell Reports  (Cell Reports)
巻： 18  号： 2  ページ： 367-379  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3124A  ISSN： 2211-1247  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小脳の胚発生の間に,Purkinje細胞(PC)は,脳室帯から離れるように移動するPC板を形成した。PC移動を調節する機構は,完全には理解されていない。ここでは,神経栄養受容体GFRα1は発生中のPCで一時的に発現し,GFRα1の損失はPC移動を遅延させることを報告する。GDNFもRET,正準GFRα1配位子と共受容体も,それぞれがこの過程に寄与する。代わりに,著者らは神経細胞接着分子NCAMは共発現しており,直接胚PCにおけるGFRα1と相互作用することを見出した。NCAM発現の遺伝的減少は野生型PC移動を増強し,Gfra1変異体における移動を回復し,NCAMは,胚の小脳内のPC移動を制限することを示した。in vitro実験は,GFRα1はNCAMに対抗し,PC移動を促進するcisおよびtransの両方を機能することができることを示した。まとめると著者らの研究は,GFRα1はNCAM機能を制限することによりPC遊走に寄与することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 小脳 ,  in vitro実験 ,  受容体 ,  *NCAM ,  相互作用 ,  胚発生 ,  *Purkinje細胞 ,  遺伝 ,  細胞接着 ,  GDNF ,  野生型
準シソーラス用語： 遊走 ,  共発現 ,  神経 ,  *GFRα1 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 細胞接着 ,  小脳 ,  開発 ,  GDNF ,  RET

分類 (3件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： NCAM ,  中和 ,  GFRα1 ,  プルキンエ細胞 ,  調節