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J-GLOBAL ID:201702233855597212   整理番号:17A1100560

ホログラフィックな複雑さとマッシブ重力における作用量の成長

Holographic complexity and action growth in massive gravities
著者 (2件):
資料名:
巻: 95  号: 12,Pt.B  ページ: 126013.1-126013.7  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Susskind等は,ホログラフィック境界状態の量子計算の複雑さはWheeler-DeWitt(WDW)パッチにおけるバルク領域での古典的重力の作用量に直接結び付けられるという仮説を提唱し,この関係は複雑さ(C)-作用量(S)双対性と呼ばれている。先行研究では,モデルとパラメータが与えられれば,ブラックホールは自然界で最速のコンピュータであるという普遍的な結論が得られているが,本報では,マッシブ重力でも同じ条件でその議論が成り立つかどうかを調べた。まず,重力子が質量を有するマッシブEinstein-Maxwell方程式の作用を与え,運動方程式の解を与え,次ぎに,late time近似でWDWパッチの枠内での作用量の成長速度dS/dtの挙動を,1)ブラックホールが中性の場合,2)荷電ブラックホールの場合,3)2+1次元時空での荷電BTZブラックホールの場合に分けて,考察した。その結果,1)の場合,dS/dt=2M(Mはブラックホール質量),dC/dt=2M/πhを得,中性マッシブブラックホールは自然界における最速のコンピュータとして見ることができる,2)の場合,dS/dtはマッシブでない場合のものよりも大きい,従って,マッシブ荷電ブラックホールはコンピュータとして見た場合,マッシブでない場合よりも高速である,3)の場合も2)と同じ,という結論を得た。
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分類 (2件):
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一般相対論及び重力理論  ,  計算理論 
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