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J-GLOBAL ID:201702233855940957   整理番号:17A1010198

双円形場における原子プロセス

Atomic processes in bicircular fields
著者 (7件):
資料名:
巻: 64  号: 10-12  ページ: 971-980  発行年: 2017年06月20日 
JST資料番号: D0250A  ISSN: 0950-0340  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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レーザー技術の進歩により,強力な超短レーザーパルスを発生させることが可能になり,原子プロセスを独自のサブフェムト秒スケールで研究することが可能になった。特に,強電場物理学やアトサイエンスでの様々な応用が可能なXUVおよび軟X線域において純粋なスペクトルを持つ明るい放射光を発生できるテーブルトップ型の装置が実現された。現在の関心事は,直線偏光した駆動場にとって最も簡単なパルスの発生から,一般的により複雑で楕円偏光した多色超短パルスの発生,および様々な用途のためのそれらの操作および調整に移行している。電磁波は横波で,その伝搬方向に垂直な平面内で振動し,その偏光面の2次元性がそのような仕組みに利用可能である。このような場を実現できる一つの手段である,いわゆる双円形場は非常に有用であることが示されている。本稿では,双円形場における原子プロセスについて報告する。強い双円形のレーザー場によるイオン化で解放された振動数がrωとsωの電子の運動量分布は特徴的な対称性を示す。共回転場の場合,スペクトルは360°/(s-r)の回転に関して不変で,逆回転の場合には,360°/(s+r)の回転に関して不変である。直接イオン化の速度は正のx軸に対して180°/(s±r)で軸の周りに付加的な反射対称性を示す。再散乱は,逆回転場でのみ重要で,特にω-2ωの双円形場で顕著である。レーザー支援輻射再結合の場合,差パワースペクトルは,入射電子運動量の360°/(r+s)の回転に関して不変であることが分かった。逆回転の3ω-5ωの双円形場の例を用いて,電子の入射角とX線エネルギーの関数として差パワースペクトルの対数を提示することによってこれを視覚化した。逆回転の双円形場に曝された原子によって生成される高次高調波は円偏光で,特定の選択則を満たすことが分かった。
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分類 (2件):
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非線形光学  ,  原子と光子の相互作用 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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