抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:中期の原発性肘関節骨関節炎患者における関節鏡下関節形成術の短期治療効果及びストレス因子に対する影響を検討する。方法 2013年2月から2016年2月までの間に、当病院は32例の中期の原発性肘関節骨関節炎患者に対して関節鏡下関節形成術を行った。血清中TNF-α,IL-6,IL-10,および副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)などのストレス因子のレベルを,術前,術後1日,および術後1週間に測定した。肘関節の運動範囲(ROM)、Mayo肘関節機能スコア(MEPS)、疼痛視覚アナログ採点(VAS)を用いて、術前、術後3カ月、6カ月に治療効果を評価した。結果:すべての患者は良好なフォローアップを得て、最終フォローアップ治療の優良率は96.9%(31/32)に達した;術前ROM,MEPSスコア,VASスコアは,それぞれ(83.2±18.6)°,(63.2±14.5),(3.2±1.8)であった。関節鏡下関節形成術を行った後、手術後3カ月、6カ月のROMはそれぞれ(102.3±18.9)°、(124.3±15.4)°、MEPS採点はそれぞれ(75.4±16.8)点、(89.5±14.3)点であった。2つの群のVASスコアは,術前より有意に高かった(ROM F=43.19,P<0.001;MEPS F=23.86,P<0.001),術後3カ月,6カ月のVASスコアは,それぞれ(0.5±0.2),(0.3±0.1)であった。それは,術前のそれらより有意に低かった(F=76.55,P<0.001)。術前患者のTNF-α,IL-6,IL-10,ACTHはそれぞれ(12.5±2.5)μg/L,(5.4±2.3)ng/L,(10.5±4.0)ng/L,(22.4±6.3)ng/Lであった。術後1日目に,それぞれ(38.4±8.6)μg/L,(25.6±8.4)ng/L,(23.1±4.8)ng/L,(58.6±15.0)ng/Lであり,ストレス因子のレベルは術前より有意に高かった(P<0.05)。術後1週間に,TNF-αとIL-10のレベルは,それぞれ(9.4±1.2)μg/Lと(7.5±3.5)ng/Lであり,術前のそれらより有意に低かった(P<0.001)。IL-6,ACTHは,それぞれ(3.1±0.9)ng/Lと(19.5±5.8)ng/Lであり,術前のそれらと比較して,有意差はなかった(P>0.05)。結論:中期の原発性肘関節骨関節炎に対して、関節鏡下関節形成術は良好な治療効果を達成し、患者の運動機能を改善し、品質を向上させ、低侵襲手術方式を採用することは全身ストレス反応を軽減するのに有利である。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】