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J-GLOBAL ID：201702233921710507   整理番号：17A1360438

イオン液体中の表面誘起スメクチック秩序 [C₂₂C₁im]⁺[NTf₂]^-のX線反射率研究【Powered by NICT】

Surface induced smectic order in ionic liquids - an X-ray reflectivity study of [C₂₂C₁im]⁺[NTf₂]^-

著者 (10件)： Mars Julian (Max Planck Institute for Polymer Research, Ackermannweg 10, 55128 Mainz, Germany. [e-mail]) ,  Hou Binyang ,  Weiss Henning ,  Li Hailong ,  Konovalov Oleg ,  Festersen Sven ,  Murphy Bridget M. ,  Ruett Uta ,  Bier Markus ,  Mezger Markus
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 39  ページ： 26651-26661  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面誘起スメクチック秩序をX線反射率とすれすれ入射散乱実験によるイオン液体1-メチル-3-ドコシルイミダゾリウムビス(trifluoromethlysulfonyl)イミドで見られた。自由液体表面近傍では,極性と非極性部分からなる交互層の規則構造が観察された。これは3.7nmの周期性をもつ液体表面に垂直な振動界面プロフィルをもたらした。小角X線散乱及び偏光顕微鏡測定は,観察された表面構造はバルク液体を過冷却により発見された準安定液晶SmA_2相へのゆらぎに関係していることを示唆した。観察された表面秩序化は157°Cまで持続する,すなわち68.1°Cのバルク融解温度以上で88K以上バルク融点に近く,30nmの秩序化した層の厚さを見出した。L(τ)=Λln(τ/τ_1)対簡約温度τの依存性は対数的成長則に従った。理論と一致して,前因子Λは等方性バルク相の相関長によって支配される。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *表面構造 ,  *スメクチック相 ,  *配向秩序 ,  アンモニウム化合物 ,  第四アンモニウム ,  窒素複素環化合物 ,  極性液体 ,  非極性溶媒 ,  インタリーブ ,  深さプロフィル ,  過冷却液体 ,  温度依存性 ,  *反射率 ,  小角X線散乱 ,  偏光顕微鏡
準シソーラス用語： *X線反射率 ,  イミダゾリウム誘導体 ,  すれすれ入射小角X線散乱 ,  交互積層

分類 (2件)： 融解塩  (CB05050R) ,  その他の液晶  (BK03030H)

物質索引 (2件)： トリフルオロメタンスルホンアミド ,  1-ドコシル-3-メチル-1H-イミダゾール-3-イウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン

タイトルに関連する用語 (4件)： イオン液体 ,  誘起 ,  X線反射率 ,  研究