文献
J-GLOBAL ID:201702233925550290   整理番号:17A1551712

新規IMP1阻害剤,BTYNB,c-Mycを阻害する黒色腫と卵巣癌細胞増殖を標的とする【Powered by NICT】

A Novel IMP1 Inhibitor, BTYNB, Targets c-Myc and Inhibits Melanoma and Ovarian Cancer Cell Proliferation
著者 (8件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 818-827  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2898A  ISSN: 1936-5233  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
癌胎児性m RNA結合蛋白質,IMP1またはインシュリン様成長因子-2mRNA結合蛋白質2(IGF2BP1),に結合し,c-Myc,β-TrCP1と他の発癌性m RNAを安定化し,その標的m RNAによってコードされる蛋白質の発現増加をもたらした。IMP1はしばしば癌において過剰発現し,予後不良と黒色腫,卵巣癌,乳癌,結腸癌,および肺癌における生存率減少と強く相関している。IMP1は魅力的な抗癌薬物標的であるが,IMP1の小分子阻害剤ではない。用いたフルオレセイン標識c Mycm RNAにIMP1結合を阻害する能力について160,000種の小分子をスクリーニングした蛍光異方性分析。小分子,BTYNB,c-Myc mRNAにIMP1結合の強力かつ選択的阻害剤として同定された。細胞において,BTYNBはIMP1により調節されるいくつかのmRNA転写産物をダウンレギュレートする。BTYNBはc-Myc mRNAを不安定化し,c-MycのmRNAと蛋白質のダウンレギュレーションをもたらした。BTYNBはβ-TrCP1mRNAを下方制御し核転写因子κB(NF κB)の活性化を減少させた。発癌性翻訳調節因子,eEF2,新しいIMP1標的m RNAとして出現し,BTYNBを可能にする腫瘍細胞蛋白質合成を阻害した。BTYNBはIMP1陰性細胞に影響することなくIMP1を含む卵巣癌およびメラノーマ細胞の増殖を阻害した。IMP1の過剰発現はBTYNB阻害細胞増殖を逆転させた。BTYNBはコロニー形成アッセイにおける黒色腫及び卵巣癌細胞の足場非依存性増殖を完全に阻害した。c-Mycを標的とする困難な標的黒色腫と卵巣癌細胞の増殖を阻害するその能力により,および活動のユニークなモード,BTYNBは将来の治療的評価と機構研究のための有望な小分子である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般 

前のページに戻る