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J-GLOBAL ID:201702233928087956   整理番号:17A1160158

脊髄損傷患者における上部尿路劣化を予測する危険因子:後向き研究【Powered by NICT】

Risk factors predicting upper urinary tract deterioration in patients with spinal cord injury: A retrospective study
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 653-658  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2696A  ISSN: 0733-2467  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:脊髄損傷(SCI)患者の上部尿路(UUT)劣化を予測する危険因子を決定すること。1996年から2003年にかけてリハビリテーション病院の尿力学的ユニットに紹介された303人のSCI患者の【方法】医療記録を後ろ向きにレビューした。データは一般的な患者の人口統計学,SCI特性,膀胱管理法,血清クレアチニンレベル,尿路感染症の存在,留置カテーテル時間,上部と下部尿路の放射線学的所見およびビデオ尿流動態(VUD)所見を含んでいた。単変量および多変量解析を用いて,UUT劣化を予測する危険因子を決定した。ROC分析はUUT劣化を予測する排尿筋圧と膀胱内圧測定ぼうこう容量体積のカットオフ値を決定するために実施した。【結果】完全なデータは,255人の患者に利用可能であった。患者の年齢の中央値は33歳(18 75)。SCIの主要原因は,自動車事故(40%)と転倒(29%)であった。上部尿路劣化は63人の患者(25%)で測定した。異常放射線LUT所見,歴史における抗ムスカリン薬使用の欠如,排尿筋圧200ml未満75cmH_2Oと膀胱内圧測定ぼうこう容量以上をロジスティック回帰分析における独立した危険因子であることが分かった。ROC分析は,最大排尿筋圧≧75cmH_2O値,膀胱容量の<200ml,留置カテーテルの>6か月UUT劣化のカットオフ値であることを明らかにした。【結論】異常放射線LUT所見,抗ムスカリン薬使用の欠如,排尿筋圧≧75cmH_2O,膀胱内圧測定ぼうこう容量<200mlをUUT劣化SCI患者を予測する独立した危険因子であった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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神経系疾患の治療一般  ,  神経の臨床医学一般 

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