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J-GLOBAL ID:201702233932842827   整理番号:17A0545862

水溶液中の[NPO2(CO3)3]4-との炭酸イオン交換速度の圧力依存性

Pressure Dependence of Carbonate Exchange with [NpO2(CO3)3]4- in Aqueous Solutions
著者 (3件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 661-666  発行年: 2017年01月02日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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超ウラン元素の中で237Npは使用済み核燃料(SNF)の全放射能において占める高い割合のために核廃棄物として特に注意を要する。Npトリス炭酸塩錯体は(高圧下にある)地下水中で比較的高い濃度の二酸化炭素と大きなカルボナトイオンとの間で弱い反応性があるために特に重要である。本研究では,等構造をもつNp(IV)とU(IV)のトリス炭酸塩錯体の反応速度論的な挙動を比較することである。特に,[NpO2(CO3)3]4-の炭酸イオンと遊離の炭酸イオンとの交換速度を異なったpHにおいて圧力の関数として測定し,先に報告した[UO2(CO3)3]4-の結果と比較する。[NpO2(CO3)3]4-における交換反応は[UO2(CO3)3]4-と同様に,遊離の炭酸濃度には無関係であること,すなわち自己交換であることが確認された。交換速度は,温度および圧力の関数として炭酸イオンの13C NMRの線幅,すなわち結合状態と遊離状態におけるT2緩和時間の差異に基づいて見積もられた。結論として,[NpO2(CO3)3]4-と[UO2(CO3)3]4-における配位子交換の速度は実験的に異なること,また,これらの化学種の間での交換反応に対する活性化容積の違いが酸-塩基反応に対する反応容積の差になることが示される。
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分類 (2件):
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第3族元素の錯体  ,  無触媒液相反応 
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