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J-GLOBAL ID:201702233999997072   整理番号:17A2007561

動脈瘤性クモ膜下出血後の脳脊髄液および血漿におけるマイクロRNA 15aとKruppel様因子4の発現変化【Powered by NICT】

Altered Expression of MicroRNA-15a and Kruppel-Like Factor 4 in Cerebrospinal Fluid and Plasma After Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage
著者 (13件):
資料名:
巻: 108  ページ: 909-916.e3  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1144A  ISSN: 1878-8750  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脳血管攣縮(CVS)はくも膜下出血(SAH)患者の予後の主要な決定因子である。血管表現型の変化は,CVSの開発に寄与する。しかし,SAH後の表現型変化におけるマイクロRNA(miRNA)の役割についてはほとんど知られていない。miRNAの発現プロファイルとSAH患者の血漿および脳脊髄液(CSF)中の,miR-15aの発現を調節する血管表現型変化の強力な調節因子であるマイクロRNA-15a(miR 15a)とKruppel様因子4(KLF4)の発現の時間的変化を検討した。末梢血およびCSF標本は,血管内塞栓術で治療した動脈瘤性SAHの8人の患者から集めた。SAHを伴わない3人の患者から得られた試料を解析に対照として使用した。エキソソームmiRNAを分離し,三次元遺伝子miRNAマイクロアレイキットを用いたマイクロアレイ分析を行った。miR 15aおよびKLF4の発現の経時変化を定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応を用いて解析した。マイクロアレー分析は,miR 15aを含む12個のmiRNAはCSFと3日以内にSAH後の血漿中の両アップレギュレートまたはダウンレギュレートされていたことを示した。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応はmiR-15a発現は,CSFと血漿の両方で有意に増加したが,SAH後3 5日付近にピークが,KLF4の発現はSAH後1 3日で有意に減少したとし,対照よりも低いままであったことを示した。著者らの結果は,KLF4とそれに続くmiR-15aの増加による初期および持続的減少が変化血管表現型に寄与し,C VSの発達をもたらしていることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  生物学的機能 

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