文献

J-GLOBAL ID：201702234020518171   整理番号：17A1505712

同側開放大腿-膝か血管再生を用いた腸骨動脈ステント留置術とバイパス開存性に及ぼすその影響【Powered by NICT】

Iliac Artery Stenting Combined with Ipsilateral Open Femoro-Popliteal Revascularization and Its Effect on Bypass Patency

著者 (6件)： Piazza Michele (Department of Cardiac, Thoracic and Vascular Sciences, Vascular and Endovascular Surgery Clinic, Padova University, School of Medicine, Padova, Italy) ,  Squizzato Francesco (Department of Cardiac, Thoracic and Vascular Sciences, Vascular and Endovascular Surgery Clinic, Padova University, School of Medicine, Padova, Italy) ,  Lepidi Sandro (Department of Cardiac, Thoracic and Vascular Sciences, Vascular and Endovascular Surgery Clinic, Padova University, School of Medicine, Padova, Italy) ,  Menegolo Mirko (Department of Cardiac, Thoracic and Vascular Sciences, Vascular and Endovascular Surgery Clinic, Padova University, School of Medicine, Padova, Italy) ,  Grego Franco (Department of Cardiac, Thoracic and Vascular Sciences, Vascular and Endovascular Surgery Clinic, Padova University, School of Medicine, Padova, Italy) ,  Antonello Michele (Department of Cardiac, Thoracic and Vascular Sciences, Vascular and Endovascular Surgery Clinic, Padova University, School of Medicine, Padova, Italy)
資料名： Annals of Vascular Surgery  (Annals of Vascular Surgery)
巻： 44  ページ： 282-288  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3411A  ISSN： 0890-5096  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マルチレベル閉塞性アテローム性動脈硬化症の症例では,付随する腸骨動脈ステント留置と大腿膝窩動脈バイパス(IS FPB)のハイブリッド法が有効な手法を代表するかもしれないが,結果は,未だ不明である。目的は,同時はFPBの初期および長期転帰を評価することであった。本遡及的研究は,2010年1月と2016年6月間の付随はFPBを行った75例(76肢)を含んでいた。全ての患者は,専用のデータベースに登録した。長期開存性と患肢温存率はKaplan-Meier曲線を用いて報告した。臨床症状,病変部位と拡張,遠位流出,ステントの型,バイパスは,単変量および多変量解析を用いた開存性との関連を評価した。平均年齢は72.2±9.4歳であった;社会血管手術併存疾患スコアは1.14±0.61であった。カバードステント(CS)は35(46%)41(54%)腸骨動脈とベアメタルステントに移植した;32肢(42%)は大伏在静脈バイパスを持っていたが,44肢(58%)におけるバイパスに使用したポリテトラフルオロエチレングラフト。技術的成功は99%であった;30日累積外科的合併症率は6%,死亡率2%,有病率1%であった。42か月で,全腸骨軸の一次開存率は65.2%であった(95%信頼区間[CI],53 86%)。この知見は主に大腿膝窩動脈バイパス閉塞(一次開存性,69.5%)ではなく,開存性の腸骨ステント損失(一次開存性,94.6%)と関連していた。二次開存率は77.6%,救肢89.9%であった。単変量解析は,Rutherfordカテゴリー5/6はFPB開存(P=0.04)の負の予測因子であった,総大腿動脈内膜切除術(P=0.03)とCSの使用(P=0.02)は正の予測因子であったことを明らかにした。多変量解析では,最終的に腸骨閉塞性疾患を治療するためのCSの使用は開存(ハザード比,0.15;95%CI,0.03 0.64;P=0.01)の独立予測因子であることを示した。コンカレントはFPBは許容初期および長期成績を得ている。さらなる研究が必要であるとしても,腸骨閉塞に対するCSの使用は,マルチレベル疾患のこれらの症例のハイブリッド治療における良好な転帰を提供すると思われる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ステント留置術 ,  罹患率 ,  血管外科 ,  データベース ,  *バイパス ,  *腸骨 ,  *ステント ,  *腸骨動脈 ,  死亡率 ,  多変量解析 ,  患者 ,  閉塞
準シソーラス用語： 予測因子 ,  後向き研究 ,  *開存性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 循環系疾患の薬物療法  (GJ05020M) ,  血管作用薬・降圧薬の臨床への応用  (GW07050U) ,  循環系の疾患  (GJ03000C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 大腿 ,  膝 ,  血管再生 ,  腸骨動脈 ,  ステント留置術 ,  バイパス ,  開存性