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J-GLOBAL ID:201702234033915431   整理番号:17A1545644

CD3/CD28dynabeadsはcosmcプロモーターの過剰メチル化を伴ったヒトT細胞におけるTn抗原の発現を誘導する【Powered by NICT】

CD3/CD28 dynabeads induce expression of tn antigen in human t cells accompanied by hypermethylation of the cosmc promoter
著者 (7件):
資料名:
巻: 90  ページ: 98-105  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0850A  ISSN: 0161-5890  CODEN: IMCHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリコシル化は重要な蛋白質翻訳後修飾である。このプロセスでは,中間生成物,Tn抗原,core1β3ガラクトシルトランスフェラーゼ特異的分子シャペロン(Cosmc)における体細胞変異,活性core1β3ガラクトシルトランスフェラーゼ(T-シンターゼ)の形成に必要であるから生じた。型腫瘍に関連した炭水化物抗原,Tn抗原は主に多くのヒト腫瘍細胞で発現され,正常細胞には存在しない。驚いたことに,それはまたin vitro刺激後の正常活性化T細胞に発現するが,その発現の基礎をなす機構は不明のままである。Tn抗原は活性化T細胞で発現しており,正(Tn~+)細胞の割合は増加し,その後,CD3/CD28Dynabeadsによる刺激後72時間以内に減少し,48時間でピークになることが示された。活性化中に,T細胞上清中のインターロイキン-4(IL 4)発現はTn~+細胞と共に一貫して増大し,血清インターフェロンガンマ(IFN γ)レベルと逆相関した。不活性化(CD3/CD28Dynabead刺激なし)T細胞と比較して,活性化T細胞におけるT-シンターゼ転写のレベルは有意に変化しなかったが,T-シンターゼ活性とCosmc転写は有意に減少し,Cosmcプロモーターのメチル化のさらなる増加を伴なう。結果はまた,Cosmc転写と翻訳は減少し,その後増加し,Cosmcプロモーターメチル化はT細胞活性化中に動的なプロセスであることを示した。これらのデータは,Cosmcプロモーターの過剰メチル化は活性化T細胞におけるTn抗原の発現を誘導することを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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細胞生理一般  ,  生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  分子構造  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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