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J-GLOBAL ID:201702234040578337   整理番号:17A1114438

混合型肝細胞癌の変異景観と胆管癌とその臨床病理学的意義【Powered by NICT】

Mutational landscape of combined hepatocellular carcinoma and cholangiocarcinoma, and its clinicopathological significance
著者 (4件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 423-434  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2598A  ISSN: 0309-0167  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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予後不良とされている,目的:組み合わさった肝細胞癌と胆管癌(cHC CC)はH CCとCCの間の中間的特徴を伴う肝細胞癌(HCC),胆管癌(CC),及び多様な成分から構成されている。幹細胞(SC)特徴(SCサブタイプ)と組織学的サブタイプはcHC CCにおける異なる臨床病理学的意義を持っている。変異状態は組織学的サブタイプと共にcHC CCの臨床病理学的サブグループを反映する可能性がある。【方法】と結果:著者らは,KRAS,IDH1またはIDH2(IDH1/2),ARID1A,TERTプロモーター,およびTP53の変異状態,cHC CC患者53例における臨床病理学的特徴との関係を検討した。背景肝疾患はB型肝炎(n=9),C型肝炎(n=22),アルコール性肝疾患(n=5),非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)(n=8),及び未知(n=9)であった。KRAS,IDH1/2,ARID1A,TERTプロモーターとTP53の変異は四(7.5%),七(13.2%)六(11.8%),16(31.3%),及び24名の患者(45.3%)でそれぞれ検出された。KRAS変異は,より高い組織学的多様性スコアと高いM-因子(P<0.05)と相関した。ARID1A変異は,アルコール性肝疾患,より小さな腫瘍の大きさ,低グレード共存HCC,α-フェトプロテイン(AFP)陽性と相関し,細胆管癌亜型優位(P<0.05)と関連していた。TERTプロモーター変異はB型肝炎,中間サブタイプ優勢な組織学,臨床病期,およびより高いN因子(P<0.05)と相関し,性別(雌に優勢な)と以前の治療と関連していた。TP53変異はAFP陽性(P<0.05)と相関した。【結論】変異解析の結果は,cHC CCは多様なタイプの突然変異を有し,TERTプロモーターとARID1Aの変異が病原学的影響,異なる組織型,組織発生,腫瘍の悪性度を反映する可能性があることを明らかにした。これらの結果は,cHC CCの分子細分類の潜在的有効性を示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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