抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
細粒土の工学的性質に及ぼす主な影響因子として,一次性質のコンシステンシー限界と二次性質である含水比や密度,骨組構造が挙げられる。本論文は細粒土の工学的性質について,著者を含む数多くの国内外のデータに基づき,主にコンシステンシー特性,締固め特性および非排水せん断強さ特性における種々の物性との相互関係やそれらの知見を取りまとめたものである。ここでは,土の液性限界w
L・塑性限界w
Pとその工学的応用,土の締固め特性における最適含水比w
optと最大乾燥密度ρ
dmaxの関係,土の鋭敏比S
tをパラメータとした液性指数I
Lと非排水せん断強さs
uの関係および土の実用的分類への利用などに言及している。その結果,細粒土の工学的特性における“温故知新”的な相互関連性を種々の観点から鋭意整理することで,新たなインパクトと知見を得ることができた。(著者抄録)