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J-GLOBAL ID:201702234124911898   整理番号:17A1189286

紫外,可視および近赤外波長及び大気圧イオン源を用いたレーザを用いたグリセロールマトリックスからの多価ペプチド及び蛋白質の生成【Powered by NICT】

Generation of multiply charged peptides and proteins from glycerol-based matrices using lasers with ultraviolet, visible and near-infrared wavelengths and an atmospheric pressure ion source
著者 (5件):
資料名:
巻: 416  ページ: 61-70  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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従来のマトリックス支援レーザ脱離/イオン化質量分析(MALDI MS)は単一荷電被検質イオンの支配的な生成によって特徴づけられる。最近の研究は,液体グリセロールマトリックス系を利用して,AP真空移動加熱イオン入口管[R.Cramer,A.Pirkl,F.Hillenkamp,K.Dreisewerd,Angewにより実現すればペプチドと小蛋白質の高電荷状態は大気圧(AP)MALDIイオン源を用いて製造できることを実証した。Chem.Int.Ed.52(2013)2364 2367]。ここでは,このAPイオン源を使い,260と1080nmの間のイオン生成の波長依存性を研究するために光パラメトリック発振器(OPO)レーザを採用した。異なる光吸収特性を持つ三マトリックス系を調べた:トリフルオロ酢酸(TFA)とグリセロール二古典的UV-MALDIマトリックスとして2,4 or 2,5 ジヒドロキシ安息香酸と混合と混合した非吸収性グリセロール。多重荷電ペプチドの最高のイオン収率は,発色団含有マトリックス系は最低の光吸収を示したレーザ波長で一貫していた。最良感度は透明グリセロール/TFA混合物とNdの利用によって達成した:YAGレーザ1064nm(または類似の波長に同調されたOPOレーザを用いた)で操作した。吸収と透明試料基板を用いた実験により,基板吸収の関与を示した。~1mbarの真空で入口管なしで運転されるAPイオン源,標準oMALDI2イオン源と組み合わせた同じマトリックスシステムを用いて,得られた結果とは対照的に,逆波長依存性が観察された。あるいは言い換えれば,これらの条件下で,標準的なUV-MALDIのような最高の分析成分イオンの収率は,マトリックスの高い吸収率に対応するレーザ励起波長で得られた。著者らの知見は,二イオン源形状とレーザ励起領域と完全に異なる脱着/イオン化過程を示している。AP症例の材料アブレーションは低エネルギーレーザ破砕を構成すると加熱移動キャピラリー中の微小液滴の急速蒸発イオン化が電荷発生の原因であることを仮定した。分析の観点から,試験検体(1~17kDaから質量範囲)のためのナノ-エレクトロスプレイイオン化(ESI)により生成したものと類似していたほとんど完全に電荷状態をもつ多価ペプチド及び蛋白質イオンの生成は限られたm/z範囲を示す質量分析計,直交抽出飛行時間型(QTOF)装置またはorbitrapsのようなレーザイオン源の結合を促進することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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質量分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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