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J-GLOBAL ID:201702234131719066   整理番号:17A0271105

織物のマーセル加工の廃水処理のための多チャネルセラミック限外濾過膜の性能へ与える動作条件の影響

Effect of operating conditions on the performances of multichannel ceramic UF membranes for textile mercerization wastewater treatment
著者 (3件):
資料名:
巻: 38  号: 1-4  ページ: 65-77  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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織物産業の廃水は産業部門全体で最も汚染された廃水である。マーセル加工は織物処理の第1段階で,水酸化ナトリウムと助剤の塩基性が強い溶液による処理を含む。この廃水処理では膜技術が使用されるが,膜の汚損が課題である。本研究では透過流束の質の面から,マーセル加工の廃水処理へのセラミック膜の適用について検討した。実験ではセラミック製の限外濾過(UF)膜を使用した膜分離装置を使用し,クロアチアの織物工場から入手した廃水の処理を行った。論文では最初に,マーセル加工の廃水の特性を示した。膜間圧力差(TMP)と透過流束,500 kDaの膜を使用した場合の透過流束の時間的変化,直交流の速度(CFV)が透過流束へ与える影響(1 kDaと500 kDa),透過流束が全浮遊固形物(TSS)除去へ与える影響を測定した。さらに透過流速とエネルギー消費の関係を測定し,以下の結論を得た。1 kDaのセラミック膜を持つUFはマーセル加工の廃水処理に最も効果的で,TSS,混濁ならびに色の除去はそれぞれ91.9%,98.15%,98.05%であった。低い分画分子量(MWCO)の膜は汚損の傾向が少なく,化学的な洗浄の必要性は少なかった。CFVは汚損の管理のための有力なツールであり,これが除去効率へ与える影響は軽微であった。500 kDaの膜はマーセル加工の廃水処理に適しておらず,理由は汚損とTSSならびに全有機炭素の低い除去率のためであった。エネルギー消費はUFのサイクルで増加し,MWCOが大きくなると増加した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理  ,  廃水処理 

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