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J-GLOBAL ID：201702234133884722   整理番号：17A0962951

強磁性体MnBiの反応焼結過程に対する磁場効果

著者 (6件)： 宮崎泰樹 (鹿児島大 大学院) ,  三井好古 (鹿児島大 大学院) ,  梅津理恵 (東北大 金属材料研) ,  高橋弘紀 (東北大 金属材料研) ,  宇田聡 (東北大 金属材料研) ,  小山佳一 (鹿児島大 大学院)
資料名： 東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センター年次報告  (Annual Report. High Field Laboratory for Superconducting Materials, Institute for Materials Research, Tohoku University)
巻： 2016  ページ： 153-154  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： X0986A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MnBiの固相反応焼結をぜろゼロ磁場中,10T磁場中,3hで行い,反応初期についての磁場効果を電子線プロ-ブマイクロアナライザによる微視的観察から磁場効果の知見を得た。磁場は,反応初期の粒界における拡散およびMnBi相生成のプロセス数に寄与することで反応が促進することを示唆している。ゼロ磁場に対する10TのMn粒周辺のMnBi相の生成数とMn粒に対する生成したMnBi相の面積比の上昇率が同等であることから,磁場は初期の相生成頻度に影響していることが分かった。

シソーラス用語： 強磁性体 ,  *磁場効果 ,  *反応焼結 ,  *ビスマス合金 ,  マンガン含有合金 ,  固相反応 ,  電子プローブX線分析 ,  強磁場

分類 (1件)： 圧粉,焼結  (WC02030X)

引用文献 (5件)：

• S. Awaji, et al., J. Cryst. Growth. 226 83-87 (2001).
• R. Onodera, et al., J. Alloy. Compd. 604 8-11 (2014)
• Y. Mitsui, et al., J. Alloy. Compd. 615 131-134 (2014).
• D. Miyazaki, et al., Phys. Proc. 75, 1324 (2015).
• 宮﨑泰樹, et al., 東北大学金属材料研究所附属強磁場超伝導材料研究センター平成27年度年次報告, 111

タイトルに関連する用語 (4件)： 強磁性体 ,  反応焼結 ,  過程 ,  磁場効果