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J-GLOBAL ID:201702234136369935   整理番号:17A1383838

成体げっ歯類の梨状皮質における可塑性マーカー発現のノルアドレナリン作動性調節【Powered by NICT】

Noradrenergic regulation of plasticity marker expression in the adult rodent piriform cortex
著者 (8件):
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巻: 644  ページ: 76-82  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0118A  ISSN: 0304-3940  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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成体げっ歯類梨状皮質は,神経発生と可塑性に関連するマーカー,すなわちポリシアリル化神経細胞接着分子(PSA NCAM)とダブルコルチン(DCX)を発現する未成熟ニューロンを有することが報告されている。ラット梨状皮質の吻尾軸を横切るPSA-NCAMとDCXの発現を特性化し,後細分割におけるPSA-NCAMとDCX陽性細胞のより高い数を観察した。ラット梨状皮質で観察されたように,ネスチンGFPレポーターマウスは,発現の増加の体軸方向勾配でのGFP陽性細胞の同様の勾配を明らかにした。梨状皮質のノルアドレナリン作動性神経支配と梨状皮質機能とシナプス可塑性の調節におけるその役割を考慮し,梨状皮質可塑性マーカー発現に対するノルエピネフリン(NE)の影響を検討した。ノルアドレナリン作動性神経毒D SP-4で処理することによりNEの枯渇は成体ラットの梨状皮質におけるDCXおよびPSA-NCAM免疫陽性細胞の数を有意に増加させた。同様に,DSP-4処理したネスチンGFPレポーターマウスはNE枯渇後の梨状皮質内のGFP陽性細胞のロバストな誘導を明らかにした。ドーパミンβ-ヒドロキシラーゼノックアウト(Dbh / )マウスにおけるNEの遺伝的欠損は,DSP-4の影響を表現型模写し,梨状皮質におけるPSA-NCAMとDCX陽性細胞が増加した。さらに,作動薬グアナベンズによる慢性α_2アドレナリン受容体刺激はネスチンGFPマウスの梨状皮質における成体ラットとGFP陽性細胞の梨状皮質におけるPSA-NCAMとDCX陽性細胞を増加させた。対照的に,アンタゴニストヨヒンビンによる慢性α_2アドレナリン受容体遮断は成体ラットの梨状皮質におけるPSA-NCAMとDCX陽性細胞を減少させた。著者らの結果は,成体マウスおよびラット梨状皮質の中,PSA-NCAM,DCX,ネスチンを含む可塑性マーカーの発現を調節することにおけるNEの役割の新しい証拠を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  神経の基礎医学 

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