文献

J-GLOBAL ID：201702234136373528   整理番号：17A0932949

フラグメント及び結晶化添加物は薬物様リガンドと同様に結合するか?

Do Fragments and Crystallization Additives Bind Similarly to Drug-like Ligands?

著者 (5件)： DRWAL Malgorzata N. (Univ. de Strasbourg, Illkirch, FRA) ,  JACQUEMARD Celien (Univ. de Strasbourg, Illkirch, FRA) ,  PEREZ Carlos (Eli Lilly Res. Lab., Madrid, ESP) ,  DESAPHY Jeremy (Eli Lilly and Co., Indiana, USA) ,  KELLENBERGER Esther (Univ. de Strasbourg, Illkirch, FRA)
資料名： Journal of Chemical Information and Modeling  (Journal of Chemical Information and Modeling)
巻： 57  号： 5  ページ： 1197-1209  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： A0294A  ISSN： 1549-9596  CODEN： JCISD8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フラグメント(分子量300未満)ベースの薬物設計ではフラグメント-蛋白質複合体からの構造情報を類似の薬物様リガンド開発に利用する。本報では,蛋白質データバンクでのデータが豊富で,創薬に対して広い関心がもたれるターゲット蛋白質としてサイクリン依存性キナーゼ2,β-セクレターゼ1,炭酸デヒドラターゼ2,及びトリプシンの4種を選択し,蛋白質とフラグメント及び結晶化添加剤(抗凍結剤,緩衝成分など)の結合モード(芳香族性-,イオン性-,水素結合性-,及び疎水性相互作用)が薬物様リガンドの結合モードと如何に相関するかを合計630の例から調べた。その結果,ターゲット蛋白質に係わらずフラグメントと薬物様リガンドとは類似の相互作用パターンを示す傾向があり,また,添加剤の結合モードも薬物設計に有用と見なせた。それぞれの相互作用パターンがドッキングポーズの改良に利用できることも示した。

シソーラス用語： *ドラッグデザイン ,  *製品開発 ,  *フラグメント ,  サイクリン依存性キナーゼ ,  アスパラギン酸プロテイナーゼ ,  炭酸アンヒドラーゼ ,  トリプシン ,  *モード ,  類似性 ,  添加剤 ,  *分子間相互作用 ,  データベース
準シソーラス用語： β-セクレターゼ ,  ターゲット蛋白質 ,  *フラグメントベース・ドラッグデザイン ,  結合モード ,  蛋白質データバンク ,  *蛋白質リガンド相互作用

分類 (1件)： 薬物の研究法  (GV01020U)

タイトルに関連する用語 (5件)： フラグメント ,  結晶化 ,  添加物 ,  薬物 ,  リガンド