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J-GLOBAL ID:201702234162733625   整理番号:17A0448515

選択的マルチチャネルアニオンセンサと多重読み出し分子論理ゲートおよび記憶素子としてのアントラキノン-ビイミダゾールに基づくルテニウム(II)錯体:実験的およびDFT/TD-DFT組合せ研究【Powered by NICT】

Anthraquinone-biimidazole based ruthenium(II) complexes as selective multichannel anion sensors and multi-readout molecular logic gates and memory devices: Combined experimental and DFT/TD-DFT study
著者 (3件):
資料名:
巻: 242  ページ: 746-759  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ビイミダゾール-アントラキノン配位子(Anq BiimzH_2)に基づく最近報告されたRu(II)錯体のアニオンセンシング特性だけでなく,複数のBoole論理演算を報告する。ビイミダゾール単位への電子受容9,10 アントラキノン部分の共有結合は,Ru(II)中心への配位により,配位Anq BiimzH_2におけるイミダゾールNHプロトンの酸性度を増す働きをする。錯体におけるsyn立体配座を採用した二NHプロトンは水素結合相互作用を介してまたは完全なプロトン移動により選択的アニオンの検出に利用できる。錯体のアニオンセンシング研究は有機および純粋多重チャネル,すなわち吸収,定常状態および時間分解発光による水溶液中,~1H NMR分光法と同様にサイクリックおよび矩形波ボルタンメトリーによって徹底的に調べた。錯体は非常に選択性なしF~ ,AcO~ ,CN~ 用の高感度センサとして,アセトニトリル中H_2PO_4~のある程度挙動を示した。アセトニトリルとは対照的に,錯体は5.24×10~ 7と6.67×10~ 7Mの間の範囲にある検出限界で水中の他のアニオンの過剰の存在下でもCN~ に対する高い感度と選択性を有し,それらは実際的応用に有用である。アニオン(F ~ ,CN~ ,AcO~ と・OH~-)とH~+の特定のセットとの相互作用による光出力信号を利用して,二入力INHIBITと意味論理ゲートおよび三入力NOR論理ゲートの機能は良く実証されている。より重要なことは,メモリ素子の複雑な関数も錯体により模倣された。密度汎関数理論(DFT)と時間依存密度汎関数理論(TD DFT)の助けを借りて計算研究は錯体の実験的に観察された光学的性質を解釈し理解するために行った。さらに,選択的アニオンの存在下で錯体の逐次脱プロトン化について,吸収および発光バンドの赤方偏移の実験の傾向は,計算によって良好に再現した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分析試薬  ,  無機化合物の物理分析 
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