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J-GLOBAL ID:201702234186482147   整理番号:17A0496175

リボヌクレオチド類およびRNAはペプチド鎖伸長を促進する

Ribonucleotides and RNA Promote Peptide Chain Growth
著者 (6件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 1219-1223  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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全ての既知生命体は,RNA媒介ポリペプチド合成を用いて,自身の遺伝子にコード化された蛋白質を生産する。翻訳メカニズムの主要部分はRNAから成るので,ペプチド合成は,RNA支配の分子世界が関与する,プレバイオティック進化の初期に,始まったように見える。どのようにしてRNAがアミノ酸を引きつけているのか,また,その後に,酵素の非存在下で,どのようにしてペプチド形成を誘発するのかについては,今まで不明であった。本研究において著者らは,ホスホロアミダートとしてのアミノ酸の共有結合性捕獲が,ペプチド形成に対してプラスに働くことを示した。ペプチドカップリングは,強力なプロセスであり,様々な縮合剤類により起こる。動力学的解析の結果,共有結合性の捕獲により,ペプチド鎖の増殖が起こるが,この割合は,遊離アミノ酸からのオリゴマー形成に比較して,少なくとも一桁大きいことがわかった。したがって,酵素触媒反応により,ペプチド合成を開始する必要がない。ペプチド鎖増殖は,ホスフェート末端RNA鎖上に観察される。リボヌクレオチド類やリボヌクレオチド残基類により促進されたペプチドカップリングは,ペプチド合成の過渡的形態として,アミノ酸が,初めてRNAにより捕獲された際に,始まった可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
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生物科学研究法一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  核酸一般  ,  計算理論  ,  有機化合物のNMR  ,  質量分析 
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