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J-GLOBAL ID：201702234192563093   整理番号：17A0208155

昆虫由来の抗菌ペプチドの医用可能性

The Medical Potential of Antimicrobial Peptides from Insects

著者 (3件)： TONK Miray (Fraunhofer Inst. Molecular Biology and Applied Ecology, Giessen, DEU) ,  VILCINSKAS Andreas (Fraunhofer Inst. Molecular Biology and Applied Ecology, Giessen, DEU) ,  VILCINSKAS Andreas (Justus-Liebig Univ. Giessen, Giessen, DEU)
資料名： Current Topics in Medicinal Chemistry  (Current Topics in Medicinal Chemistry)
巻： 17  号： 5  ページ： 554-575  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2393A  ISSN： 1568-0266  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然免疫により産生される抗菌ペプチドは微生物に対抗するためのエフェクター分子であり,昆虫も抗菌ペプチドを産生する。抗菌ペプチドは一般的な抗生物質に耐性を示す病原体に対しても有効である。本稿では,細菌由来の抗菌ペプチドの開発を妨害している障害について考察する。それらは潜在的な細胞毒性,免疫原性,アレルギー性副作用,大規模生産にかかる高額な費用である。これらは合成ペプチドの価格低下や,組換ペプチドの異種生産により克服されるかもしれない。昆虫の抗菌ペプチドは皮膚と目と肺の感染の治療の有望な代替であり,通常の抗生物質との併用で耐性菌の感受性を回復させることも可能であると考えられる。昆虫の抗菌ペプチドはペプチド模倣物の論理的デザインのための鋳型としても使用可能である。

シソーラス用語： *ペプチド ,  *昆虫類 ,  製品開発 ,  感染症 ,  バイオテクノロジー ,  多剤耐性 ,  *抗細菌薬
準シソーラス用語： 医薬品開発 ,  *抗菌ペプチド ,  昆虫バイオテクノロジー

分類 (2件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  生理活性ペプチド  (EB08100U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 昆虫 ,  抗菌ペプチド ,  可能性