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J-GLOBAL ID:201702234250477683   整理番号:17A1181139

siRNA送達のためのミセル様ポリエチレンイミン複合体の解体:簡単な可約脂質修飾により達成された高トランスフェクション効率と低毒性【Powered by NICT】

Disassembly of micelle-like polyethylenimine nanocomplexes for siRNA delivery: High transfection efficiency and reduced toxicity achieved by simple reducible lipid modification
著者 (4件):
資料名:
巻: 504  ページ: 633-644  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリカチオンと脂質セグメントから成る両親媒性化合物は,siRNA担体の構築のためのビルディングブロックとして確立した。それらは分子内および/または分子間疎水性相互作用と静電相互作用に起因し,水溶液におけるsiRNAである高親和性正電荷を持つナノ粒子成形が可能である。残念なことに,臨床応用への二大課題として脂質修飾ポリカチオンの安全性と効率を改善する必要がある。を超えて,siRNAデリバリーの過程における疎水性セグメントの役割は,捕えにくい。ここで,本研究では,分子量600(bPEI_600)の分岐ポリエチレンイミンはアミンとアクリル酸アルキルの間のMichael付加反応を経由する還元性脂質とグラフト化した。還元性両親媒性ポリエチレンイミン(PEI)であったナノ粒子へのsiRNAを凝縮し,還元環境下で分解することができた。in vitroでこれらの材料を用いた研究は,より高いグラフト化度を持つ重合体は,低いN/P比でも高いルシフェラーゼノックダウン効果を提供し,長い脂質鎖を持つ重合体は,より大きな細胞内取込み速度を示したことを明らかにした。興味深いことに,低いグラフト化度を有する重合体は天然bPEI_600より効率的な細胞取込を示したが,ルシフェラーゼノックダウンアッセイにおいては非効率的なようであった。細胞取込プロファイルとサイレンシング効果の間の不一致は,siRNAの細胞内輸送は,この研究で調製したいくつかの重合体とsiRNA送達のためのボトルネックであることを証明した。予想されたように,還元可能な脂質修飾PEIは,非還元性対応物に比べて等しく効率的ではるかに毒性が低く,より広い治療窓を提供する可能性がある。これらの知見は,治療siRNAの担体としての還元性脂質修飾PEIの可能性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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製剤一般  ,  固-液界面  ,  コロイド化学一般  ,  腫ようの薬物療法  ,  高分子固体のその他の性質 

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