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J-GLOBAL ID：201702234273424848   整理番号：17A0938374

表面エネルギーを制御するためのナノメータ厚さの環境に優しいコーティングの分子立体配座の操作【Powered by NICT】

Manipulating the molecular conformation of a nanometer-thick environmentally friendly coating to control the surface energy

著者 (3件)： Kozbial Andrew (Department of Chemical & Petroleum Engineering, Swanson School of Engineering, University of Pittsburgh, Pittsburgh, PA, USA. [e-mail]) ,  Guan Wei ,  Li Lei
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 5  号： 20  ページ： 9752-9759  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 長鎖フルオロカーボンは発展したナノ技術工業におけるナノメータ厚コーティングとして最新の材料である。低表面エネルギー,C-F結合の分子的性質から生じ,他の材料では得られないペルフルオロ材料の重要な特徴である。しかし,過去10年間の研究は,それらの分解生成物,少なくとも六フルオロカーボンを持つ,生体内蓄積性,毒性及び高い地球温暖化係数を持っているので,長鎖フルオロカーボンは深刻な毒物的及び環境問題をもたらすことを示した。ジレンマに対する一つの可能な解決策は,短いフルオロカーボン側鎖(HC SFSCs)による炭化水素,より環境に優しいことが示されたを開発することである。しかし,固体基板上のナノメータ厚さのHC SFSCsに関する2,3の実験研究がなされてきた。さらに,フルオロカーボンは低い表面エネルギーを提供するHC SFSCsに非常に挑戦的である。本論文では,ディップコーティングによりシリカ基板上に堆積したナノメータ厚さのHC SFSC。偏光解析法とX線光電子分光法(XPS)の結果は,被覆したままHC SFSC分子は「ランダムコイル」と「平坦な鎖」の立体配座をとることを示した。接触角試験の結果は,被覆したままHC SFSC/silicaは比較的高い表面エネルギーを持ち,興味深いことに,簡単な熱アニーリングにより表面エネルギーを低下させたテフロンのそれに近い値にあることを示した。XPS研究は固体基板上にHC SFSCsの熱力学的平衡立体配座は実際には低い表面エネルギーを支持すると固体閉じ込めにより誘起されたHC SFSCsの低い移動度は,より高い表面エネルギーを持つ非平衡立体配座に分子を捕捉することを示唆した。所見は,HC SFSCsの表面エネルギーの低い従来のペルフルオロ材料を作製する実現可能なアプローチを提供する可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 長鎖 ,  接触角 ,  側鎖 ,  *表面エネルギー ,  脂肪族フッ素化合物 ,  炭化水素 ,  分解物 ,  偏光解析法 ,  ナノテクノロジー ,  生体内蓄積 ,  *立体配座 ,  X線光電子分光法 ,  *被覆 ,  移動度
準シソーラス用語： *ナノメータ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気めっき  (WC08023B) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  静電機器  (NB10020R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 表面エネルギー ,  ナノメータ ,  厚さ ,  環境 ,  コーティング ,  分子立体配座